売買実績の高い不動産会社TOP10を徹底解説!

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不動産会社の実績は、いい不動産を選ぶためのひとつの目安です。

実績が豊富な業者は、たくさんの取引に立合ってきた証拠であり、広告の出し方や相談に柔軟に対応してくれるでしょう。

全国にある不動産会社の実績は、各社のホームページに掲載してありますが、各社の実績をさらにまとめてランキング化している不動産の専門メディアもあります。

実際に不動産会社を訪問しなくてもWEBで各社の実績を確認することができるため、気になる業者がいたら取引依頼前に調べておくと安心です。

ここからは、マンション売却のために、不動産会社の売買実績をランキング形式でTOP10まで紹介していきます。

不動産会社の売買実績ランキングTOP10

不動産の最新ニュースを配信している住宅新報webが<a href=”http://www.jutaku-s.com/newsp/id/0000036127”>17年度売買仲介実績ランキング</a>を発表しました。

売買仲介実績ランキングとは、三井不動産や三菱地所など大手の主要不動産会社にアンケート調査を実施し、各社の仲介による売買取引件数を集計したものです。

この売買仲介実績ランキングには、各社の取引件数だけでなく、手数料収入や手数料割合、取引高なども詳細に記載されています。

このページでは、その会社が上位となった理由と、主要各社の特徴と取り組みについて紹介していきます。

これからマンション売却のために不動産会社を選ぶときの参考にしてみてください。

1位.三井不動産リアルティ

東京千代田区に本社をおく三井不動産リアルティは、不動産売買実績ランキングで1位を獲得しています。

2016年~2017年3月までの取引件数は38,612件で前期を2.1%上回りました。

三井不動産リアルティの公式サイトでは、全国売買仲介の累積取扱件数が80万件をこえ、31年連続でNo.1を達成したと発表されています。

三井不動産リアルティは三井のリハウスというブランドで有名になった不動産会社で、現在では東京、大阪、愛知をはじめとする全国に279店舗があります。

三井不動産リアルティが31年もの間、仲介実績をあげ続けた理由は、「360℃サポート」という徹底したアフターフォローがあることです。

360℃サポートは、売却前の査定調査から引き渡し後の修繕やトラブル処理にも対応してくれるサービスになっており、一般消費者から高い支持を得ています。

2位.住友不動産販売

住友不動産販売は、東京都新宿区に本社がある住友不動産株式会社の完全子会社です。

住友不動産販売の公式サイトによると、3期連続で過去最高の36,108件、前期比0.3%を上回るという取引数を記録し、売買実績ランキングでは2位という高評価となりました。

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住友不動産販売は、首都圏や関西を中心に営業エリアを拡大しており、全国で286店舗を展開しています。

不動産売却時の新しいサービスを提供している住友不動産販売では、住み替えをサポートする「ステップ・エスコート」という売却保証や、売却予定の不動産を高く魅せるための演出をする「ホームステージング」などがあります。

住友不動産販売は海外事業も展開しており、今後も世界的な活躍が期待できる企業です。

3位.東急リバブル

東急リバブルは、東京都渋谷区に本社がある東急不動産ホールディングスの完全子会社です。

東急リバブルの実績推移によると、2017年3月期の取引件数は23,278件に達し、前期比6.1%も上回っています。

1980年に日本ではじめて不動産仲介業を展開した東急リバブルは、法人や投資家を対象にしたホールセールの営業を行うなど、新しい市場へ積極的に参入してきました。

顧客のニーズに合わせた画期的なサービスを次々に展開しており、売却時の建物の修繕を保証する「あんしん仲介保証」や税理事務所と連携し相続のフォローをする「相続×不動産診断」、さらには全国で深刻化してきている空き家問題をサポートする「空き家相談」など、これまでになかった新しい取り組みを行っています。

4位.野村不動産グループ

東京都新宿区に本社がある野村不動産グループ(野村不動産ホールディングス)は、不動産事業のほかフィットネスや物流などの事業を展開している総合不動産グループです。

野村不動産グループの取引件数は8,272件で、前期比7.3%も上回る結果でした。

野村不動産グループは、オフィスビル事業を手掛ける野村不動産、個人投資家や中小企業向けの不動産サービスを提供する野村不動産アーバンネット、ビルマネジメント事業を行う野村不動産パートナーズなど、不動産事業をいくつかのジャンルに別れてそれぞれ独立し運営されています。

野村不動産グループでは、ICTという情報のデジタル活用のための環境整備を積極的に取り入れており、今後もより一層集客活動を強めていく意向を示しています。

5位.三井住友トラスト不動産

東京都千代田区に本社がある三井住友トラスト不動産は、三井住友信託銀行グループの不動産会社です。

首都圏を中心に中部地方、近畿地方など西日本に営業エリアを広げており、現在では全国に72店舗展開しています。

売買実績ランキングによると、三井住友トラスト不動産の17年3期の取引数は、7,362件となっており、前期比は2.1%上回る結果でした。

三井住友トラスト不動産は、住友信託銀行株式会社から設立されたため、創業時から銀行との連携体制が整っている不動産会社です。

そのため、資産運用や住宅ローンの組み方など資金面での相談を安心して任せることができます。

そのほか、売主専用の瑕疵保険サービスもあり、売却後の物件に雨漏りや設備の不備があった場合に修繕してくれる保証制度などを利用できます。

6位.三菱UFJ不動産販売

東京都千代田区に本社がある三菱UFJ不動産販売は、三菱UFJのファイナンシャルグループの不動産会社です。

首都圏を中心に関西、名古屋に支社があり全国に43店舗展開しています。

三菱UFJ不動産販売の売買実績ランキングをみると、17年3期の取引件数は5,574件で、前期比-8.3%という結果でした。三菱UFJ不動産販売の大きな特徴は、三菱UFJのファイナンシャルグループの巨大なネットワークがあるという点です。

三菱UFJのファイナンシャルグループは三菱銀行UFJや三菱UFJ証券ホールディングスなど金融事業を行っている大企業です。

売却希望の物件情報は、一般消費者だけでなく、三菱UFJのファイナンシャルグループの職員にも紹介してもらうことができます。

また、三菱UFJ信託銀行に物件紹介コーナーを設け、銀行の利用者にも物件を紹介するなど、グループ企業総出で売買契約を成立させるために尽力してくれる体制が整えられています。

7位.みずほ不動産販売

東京都中央区に本社があるみずほ不動産販売は、みずほフィナンシャルグループの不動産会社です。

首都圏と関西を中心に東北地方、北陸地方、九州地方など全国に45店舗展開しています。

みずほ不動産販売の売買実績ランキングをみると、17年3期の取引件数は4,231件で、前期比1.9%上回る結果となりました。

みずほ不動産販売は、以前はデパート内に営業所を置いていましたが、最近では銀行店舗内に営業所を設置するというインストアブランチという事業形態を展開しています。

インストアブランチはスーパーやデパートの中に店舗を置くという営業手法で、買い物にきた一般消費者にサービスを提供することができます。

8位.三菱地所リアルエステートサービス

三菱地所リアルエステートサービスは、東京都千代田区に本社がある不動産会社です。三菱地所グループの不動産事業部門として営業しており、2011年以前は三菱地所住宅販売という社名で呼ばれていました。

三菱地所リアルエステートサービスの売買実績ランキングをみると、17年3期の取引件数は1,314件で、前期比2.8%上回る結果となりました。

三菱地所リアルエステートサービスの営業所は、本社がある東京のほか、札幌や仙台、横浜や名古屋、広島など全国に9店舗展開しています。

売買実績ランキング6位の三菱UFJ不動産販売社とじ三菱地所は同じ「三菱」の名前は付いていますが、それぞれ別に運営されている不動産会社です。

9位.大京グループ

東京都渋谷区に本社がある大京グループは、プロ野球団が所属するオリックス株式会社の子会社です。

首都圏や関西地方を中心に事業展開しており、全国に70店舗展開されています。

大京グループの売買実績ランキングをみると、17年3期の取引件数は6,828件で、前期比4%上回る結果となりました。

取引件数だけでみると、6位にランクインできるほどの実績です。

大京グループはマンション売買や建設に力を入れており、埼玉県川口市にある超高層マンションのエルザタワーの建築を手掛けた会社です。

ライオンズマンションを建設しているのも大京グループで、2006年にマンションの販売数が29年連続で不動産業界1位という販売実績もあります。

10位.オープンハウス

東京都千代田区に本社があるオープンハウスは、1996年に設立された比較的あたらしい不動産会社です。

現在は、首都圏と名古屋を中心に全国で21店舗展開されています。

オープンハウスの売買実績ランキングをみると、17年3期の取引件数は3,024件で、前期比27.4%という非常に高い結果をのこしました。

「東京に、家を持とう。」というキャッチフレーズで、都内の土地を買い取り、その後は安価で手の届きやすい注文住宅を新たに建築するという事業を手掛けています。

そのほか、オープンハウスは民泊事業などを手掛けており、海外の企業と提携するなど、これまでの不動産業界になかった新しい取り組みを行っています。

10位以下の不動産会社

上記で紹介した不動産会社のほかには、

  • 11位大成遊楽不動産販売グループ
  • 12位住友林業ホームサービス
  • 13位東宝ハウスグループ
  • 14位近鉄不動産
  • 15位スターツグループ

などが高実績を残していました。

納得のいく売却をするために、こういった実績がある不動産会社を選ぶのもひとつの手です。

まとめ

売買実績ランキングをみると、契約件数だけでなく、それぞれの会社がどのようにして実績をつくっているのかがわかります。

実績が高い会社には、きちんと選ばれている理由があるため、マンションを手放すときには、不動産会社の実績を確認すると安心して売却を依頼することができます。

また、不動産会社にはそれぞれ異なる特徴があり、それぞれの会社がこれまでどのような売却手法で実績を残したのか調べてみると、売却手法やサポート体制にどんな違いがあるのかわかります。

各社のカラーを事前に調べておくと、今後の不動産会社の選び方も変わってくるでしょう。

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