マンションを売る際の片付けのポイントと費用を解説!

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マンションを売る事で一番の大切なのは「納得できる価格で売却を行うこと」です。

しかし売却価格は景気や相場に左右され、不動産会社頼みになる部分が多いです。

マンションの売り手の努力が問われて、差がでるのが売却費用なのは間違いありません。

マンションを売るときにかかる費用や手間は、知識や方法次第で差が出てきます。

その中でも、一番差が出るのが片付けの費用です。

税金や仲介手数料などは計算が決まっているので節約の仕様がありません。

しかし片付けの費用はやり方次第で数万円、数十万円変わってきてしまいます。

「ローン残高分の売却金額にはなったけれど、費用がかかって貯金を崩してしまった・・・」

ということも珍しくありません。

今回は片付けの不安をなくして、マンションを上手に片付けるための4つのポイントを紹介してきます。

  1. 片付けで抑えておきたいポイント3つ
  2. 片付け費用をできるだけ抑える4つの方法
  3. ハウスクリーニングについてのポイント3つ
  4. リフォームで理解しておくべきこと2つ

ひとつずつ解説していきます。

1、片付けで抑えておきたいポイント3つ

まず費用や方法の前に理解しておくべき事3つを紹介します。

  1. 不用品を片付けるのが原則
  2. 不用品を処分するタイミング
  3. 不用品を処分しなくて良い場合

順番に見ていきましょう。

1、不用品を片付けるのが原則

売る側からすると、不用品や使わない家財をそのまま引き渡せれば楽ですよね。

しかし原則は片付けて処分しておかなければなりません。

不用品をそのままにしておくと、

  • 内覧時の印象が悪く、マンションが売れにくい
  • 売却価格から不用品処分代金を引かれる可能性がある

というデメリットがあります。

処分代金を引かれるくらいであればまだ良いでしょう。

マンション自体が売れないのは大問題です。

不用品が残ったままだと、内覧者は部屋が狭く感じてしまいます。

さらに他人の生活感あふれるリビングや個人の趣味のものがあると、内覧者は新しい生活を想像することができません。

内覧がうまくいかないことはマンションを売ることにとって障害になります。

不用品を必ず片付けておきましょう。

もちろん現在マンションに住んでいる場合、内覧時には必要最低限のものは残しておいて大丈夫です。

2、不用品を処分するタイミング

不用品を処分するタイミングは、まず内覧の前です。

内覧はアポイント無しで急に来ることはありません。

必ず契約を行った不動産会社から電話連絡が入ります。

内覧当日までに不用品を片付けておきましょう。

最終的にすべてを片付けるのは、引き渡しの前までで大丈夫です。

3、片付けなくてよい場合もある

買い手との話し合いによって不用品を「そのまま残しておいて欲しい」と要望がある場合もあります。その場合は片付ける必要はありません。

しかし稀なケースですので期待しないほうがよいでしょう。

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エアコンや洗濯機などはそのまま引き渡せることが多い傾向にあります。

引き渡す設備や家財がある場合は、売買契約時に付帯設備表を作成してもらい、お互いに読み合わせをすることでトラブルを回避しましょう。

2、片付け費用をできるだけ抑える4つの方法

マンションを売る際に片付けるものが出ない人はいません。

何かしら処分するものが出てくるのが当たり前です。

できる限り負担を減らすためにも賢く片付けをしていきましょう。

今回は4つの方法をお伝えしますのでぜひ役立ててください。

  1. 人に譲る
  2. 換金する
  3. 自治体の粗大ごみセンターを利用する
  4. 不用品回収業者を利用する

片付けの費用の差が大きく出る4つです。

1、人に譲る

基本的には不用品を片付ける場合は無料ではありません。

しかし、不用品を欲しがっている人に渡すことができれば無料で片付けることができます。

友人や知人などに聞いてみましょう。

2、換金する

ネットオークションやフリーマーケット、リサイクルショップなどで換金する方法もあります。

現在は「ヤフオク」や「メルカリ」など多数の販売経路が存在するので、不用品処分には困りません。

「え?こんなの売れるの?」というものまで欲しがる人もいますので、意外な高額値段がついてマンションを売る費用の助けになる可能性があります。

デメリットとしては「手間がかかること」「売れるかわからないこと」の2点です。

オークションやフリーマーケットアプリを使用する際は、登録や発送などを行わなければなりません。

リサイクルショップで換金する場合も不用品を持っていく手間がかかります。

そして不用品が売れなければ片付けになりません。

マンションを売る際の片付けにはタイムリミットが存在します。

内覧前までの片付け、引き渡しまでに片付けがあるので悠長に構えているわけにはいきません。

なので換金は、余計な心配事や作業を増やしたくない方にはおすすめしません。

はじめてのマンション売却であるならなおさらです。

3、自治体の粗大ごみセンターを利用する

ネットや電話で予約をして直接不用品を持ち込む事ができれば、格安で片付けを行うことができます。

デメリットは、「日にちに指定があること」「持ち込まなければならない事」です。

不用品の量が多くない場合や、トラックなどを用意できるのであれば有効な片付け手段です。

4、不用品回収業者を利用する

手間がかからない代わりにお金が掛かります。

大量に不用品がある場合や、早急に片付ける必要がある場合は利用しましょう。

不用品回収業者に頼むときの注意点として、必ず複数の業者で査定をしてもらいましょう。

費用は業者によって金額がピンキリです。

悪質な業者は査定額を安く見積もって、当日に値上げをしてくる業者も存在します。

複数の業者に訪問査定を依頼して、費用の確認と業者の対応を見た上で決めましょう。

3、ハウスクリーニングについてのポイント3つ

マンションを片付ける際に気になるのが、クリーニングをするかどうかです。

費用をかけてまで行うべきなのか?意味がないからやめるべきなのか?

クリーニングでマンション売却がうまくいくかどうか変わってきます。

ハウスクリーニングについてのポイント3つを確認しておきましょう。

  1. クリーニングが必要な場合と費用目安
  2. クリーニングが不要な場合
  3. 自分で掃除をする場合の重点箇所

ひとつずつ見ていきましょう。

1、クリーニングが必要な場合

個人レベルで汚れを落とせない場合です。

一度自分で掃除をしてみて「時間がかかりそう」「頑固な汚れがとれない」と感じたらクリーニングを頼んだほうがよいでしょう。

具体的な掃除箇所は、「浴室」「洗面台」「キッチン」「トイレ」。

以上の4つが汚いのは内覧時のマイナスポイントになります。

頑固な汚れが付きやすい箇所ですので、確認してクリーニングの有無を判断しましょう。

具体的な費用は業者によって変わります。

上記の4箇所すべてをお願いした場合、高くても10万円を超えることはないでしょう。

自分で行える掃除箇所はクリーニングをお願いする必要はありません。

数百万、数千万円の取引です。

マンション購入者目線に立って判断しましょう。

2、クリーニングが不要の場合

自分で掃除ができる範囲であればクリーニングを頼む必要がありません。

早めに掃除を行って判断しましょう。

汚いままにしていると値下げを要求されてしまうということも珍しくありません。

何度もいいますが、マンションを売るために行うのがハウスクリーニングです。

マンション売却価格は不動産会社の営業やデータを信じて任せるしかありません。

マンションの売り主ができることは、内覧に来ていただいた購入希望者に「良いマンションだな」と思ってもらうことです。

できることはすべてやっておきましょう。

3、自分で掃除をする場合の重点箇所

自分で掃除をする場合は、

  1. 玄関
  2. リビング

を重点的に掃除をします。

1、玄関

玄関はマンションの第一印象を決定する重要な場所ですので、整理整頓をしておきましょう。最初の印象が悪いと、悪いところばかりに目がいってしまうのが人間です。

掃除をして、内覧時までにスリッパを用意して置いておくよいでしょう。

2、リビング

内覧者が重点的に見るのがリビングです。

一番広い生活スペースになるので大変ですが妥協せずに掃除、片付けを行いましょう。

3、窓

マンション室内の明るさも、印象に大きく左右します。

室内に光を通してあげましょう。

光を遮断するほど曇っていることはないと思いますが、自信を持って内覧者を迎えられるように磨いておきましょう。

4、リフォームで理解しておくべきこと2つ

「マンションを高く売るのならリフォームも検討したほうがよいではないか?」

もちろんリフォーム費用を上乗せしても高く売れるのであれば問題ありません。

リフォームについてのポイントを2つ紹介します。

  • リフォームで売却金額は上がらない
  • 簡単なリフォームであれば検討の余地あり

この2点を理解した上で、リフォームするかどうか判断しましょう。

1、リフォームで売却金額は上がらない

リフォームを行っても売却金額が上がらない可能性が高いでしょう。

マンション購入を検討している方は、築年数と間取り、立地から相場的に妥当な価格でマンションを探しています。

室内がオシャレで整っているからといって相場以上の金額を出す方は稀です。

それならば新築マンションか、デザイナーズマンションを購入するでしょう。

マンションの室内が商品として整っていればリフォームは必要ありません。

どうしても気になる場合は不動産会社に相談してみましょう。

2、簡単なリフォームであれば検討の余地あり

先程の話の延長になりますが、マンションが相場程度の値段で売れないほどダメージを受けている場合はリフォームを考えてもよいでしょう。

壁がボロボロだったり、破損箇所が多数あると値下げを要求されてしまいます。

数万円~十数万円程度で、室内をキレイに見せることができるのであればリフォームを行いましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

一口に片付けといっても、不用品の片付け方、マンション室内の片付け方それぞれにポイントがあります。

マンションを売るときには、選択を迫られるシーンがたくさん来ます。

正しい判断ができるように、

  • マンションを売る目的、目標
  • 片付けの方法と理由

を理解して臨みましょう。

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