駐車場を売る場合の不動産業者選びのポイント

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駐車場を売る方向で検討している人は少しでも高値で売りたいと考えているかと思います。

不動産業者についても居住物件の取り扱いと異なるのでどこに依頼すればいいか迷っている人もいることでしょう。

不動産業者はそれぞれ強みがあり駐車場関連なら駐車場を主に取り扱っている業者に売却を検討するのもおすすめです。

今回は駐車場も含めて不動産の売却が初めての人向けに「駐車場を売る場合の不動産業者利用について」というタイトルで紹介していきますのでぜひ参考にしてください。

1、不動産業者選びのコツ

不動産業者は多数ありますがケースバイケースで選び方にコツがあります。

駐車場を売る場合は駐車場を多数取り扱っている不動産業者に絞って検討するのがおすすめ。

そうした業者がない場合、地元で過去に駐車場の売買を扱ったことがある業者を打診してみるといいでしょう。

大抵の不動産屋で駐車場売却は引き受けてくれますが、得意分野に精通してしないところは売却がスムーズに進まないケースも多いです。

駐車場に精通しているあるいは地元に精通している業者を選ぶのがポイントになります。

この点は重要なのでぜひ抑えておいてください。

1、駐車場取扱いの得意な不動産屋を選ぼう

不動産屋選びですが「餅は餅屋」という言葉ある通り不動産屋にも得意分野とそうではない分野があります。

店舗の取り扱いが得意なところもあれば、マンション専門に取り扱っている業者もありますし、土地に限定して取り扱っている業者などさまざま。

駐車場についてはなるべく駐車場を主に扱っている業者か地元に精通していて過去に駐車場の取り扱いを行ったことがある業者に絞って探してみるといいでしょう。

全く畑違いの業者を選ぶとPRがいまいちであったり売却がうまく進まないケースもあります。

売却についてはただでさえ時間がかかる上、駐車場などちょっと特殊な物件の場合さらに時間を要することも少なくありません。

特殊物件だからこそ不動産屋選びは吟味して行いたいところです。

都内の場合、駐車場専門の不動産業者もあります。こうした業者に駐車場の売却について相談してみるのも1つの手段。

ただし1社だけではなく複数社に査定額は確認しておきたいところ。

2、査定額の差

査定は複数社への査定が基本です。1社だけではわからない部分もあるので最低3社には依頼したいところ。

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査定額の差は少額である場合もあればそれなりに開きある場合もあります。

売却する側としては1円でも高く売れてほしいので高い査定額の会社を選びがち。

そこで注意してほしいのが高すぎる査定の不動産会社です。高い査定は高評価なのではなく「仲介手数料目当て」のケースもあります。

不動産会社と売却の契約をするにあたって媒介契約というものを結ぶことに。

媒介契約は3種類ほどありますが一般的には専任媒介契約を結びます。

この契約を結ぶと他社との取引はしない、売却が成立した場合仲介手数料を支払うという流れに。

当たり前の流れのようですが「査定額が高いから契約した」という点が落とし穴となっています。

どういう点が落とし穴かというと高い査定をしたからといって高値で売れるわけではないという点。

結果どうなるかというと、売却が進まない→大幅値下げといった動きに落ち着くことに。

そうなると売り主は損をしてしまいます。

査定価格は高ければいいというわけではなく「適正価格」を標準としなければ売却はスムーズに進みません。

その結果売却まで長時間を要したり、値下げをして売れるよう促進することになるのです。

もちろん適正価格でもそうしたケースはありますが、適正価格を付けないことによってさらに損害が広がる可能性が高いのも不動産市場の常。

査定については自分で適正価格を算出することも大事なポイント。

算出方法ですが近隣の似たような物件の価格を調査したり、地価などから割り出すことが可能です。

インターネットで算出の仕方を紹介しているサイトもあるのでそちらを参考に算出してみるといいでしょう。

また有料ですが不動産鑑定士に依頼するのもおすすめです。

不動産鑑定士は確かな根拠をもとに売り主・買主の中立立場になって価格査定をしてくれる優れもの。

費用は大体15万円~30万円が相場ですがきちんとした価格を算出してくれるのは心強い味方でもあります。

不動産は高額な商品であり値下げも10万円や100万円単位と額も大きいことから費用をかけた方が良い部分を見極めて少しでも収益を上げたいところです。

3、担当者との相性

不動産屋との契約は「担当者との相性」はとても大事なポイント。

どんなにバックボーンが充実している会社でも担当者がいまいちなら契約はおすすめできません。

担当者との相性はとても大事なもの。もし担当者に不信感があったり、対応が悪いなら契約をしないあるいは契約を取りやめる方向で検討した方がよいでしょう。

担当者を変えてもらうという手段もあります。とても言いづらいと思いますが責任者に担当者を変えてほしい旨伝えて変えてもらいましょう。

不動産はとても高額な商品取り扱いですし、遠慮なく物申した方がベスト。

よく考えてほしいのですがもし担当者が直感通りいまいちで物件の売却が長期化したり大幅値下げをしなければならなくなった場合、損害を被るのは売り主である自分にです。

金額も100円や200円ではなく100万円や200万円単位で収益が違ってくる可能性も。

具体的に大きな金額に影響が出る可能性も高いのでここは躊躇することなく担当者の交代を申し入れましょう。

2、不動産屋選びの心得

不動産選びの心得ですがまずは下記ポイントをチェックしましょう。

  1. 電話対応をチェックしよう
  2. 媒介契約について
  3. 仲介手数料の値下げを交渉してみよう

上記3つのポイントをチェックすることで良心的な不動産会社かどうかをおおよそ判断できる材料となります。

1、電話対応をチェックしよう

会社の状況は電話対応で決まると言われるほど電話対応は大事なポイント。

電話での言葉遣いなどはもちろんですが、迅速な対応かどうか?もチェックしましょう。

仮に駐車場の取り扱いについて問い合わせた際、当日あるいは翌日までに折り返しの電話がなければアウトです。

よほど何かの事情があれば話は別ですがスロースターターの会社は基本的に何を依頼しても作業がスムーズではありません。

不動産はその場の価値が大事でありスロースターターでは肝心な時にチャンスを逃してしまいがちです。

そもそも高額な商品の取り扱いをそうした業者に任せるのも不安がつきもの。

電話受付の人が明らかに新人のケースもあります。いずれにしてもこちらから電話担当者の名前は聞いておきましょう。

2、媒介契約について

媒介契約は駐車場の売却を依頼するにあたり不動産業者と結ぶ契約書です。

媒介契約は一般媒介契約書、専任媒介契約書、専属専任媒介契約書の3種類。

一般的に専任媒介契約書か専属専任媒介契約書で契約するケースが多いです。

それぞれ契約の内容は異なりますが専任媒介契約書か専属専任媒介契約書にも関わらずあまりPR活動をしてくれない、報告などがほとんどない場合は要注意。

また広告費を出すよう言ってくるケースもありますが、これは基本的に売却を請け負った不動産業者が行うPR活動の一環であり売り主から「広告を出したい」と言わないケースでは広告費を負担する必要は原則ありません。

このように契約を結んでから不信感を持つような動きがあれば3か月の契約更新のタイミングで契約を打ち切り、他の不動産業者と契約するのもおすすめです。

媒介契約書は読むのが面倒であり、記載の仕方もわかりにくいのできちんと読まないケースもあるかもしれませんが契約書はしっかり読んで「もしも」の事態を考えておくべきです。

不動産は高額な商品であり金額が大きいため自分でもしっかり管理することを前提に不動産会社へ依頼するよう心がけましょう。

3、仲介手数料の値下げを交渉してみよう

仲介手数料は法律で上限が設定されています。

  • 200万円以下の場合取引額の5%以下
  • 200万円~400万円以下の場合取引額の4%以下
  • 400万円以上の場合取引額の3%以下

上記を見てわかるとおりこの手数料は上限でありこれ以下であっても全く問題はありません。

そこでまずは書類を確認してみることをおすすめします。おそらく上限の額が仲介手数料になっているはずです。

そこでチャレンジしたいのが仲介手数料の値下げ交渉です。値下げしても売却に応じてくれるケースも。

特に手数料が高く好立地物件は仮に半額程度まで下げても仲介価値があると見なされ快く応じてくれることもあります。

仲介手数料の値下げができるなんて思ってもみなかったかもしれませんがこちらは十分可能です。

知っている人はダメもとで交渉することも。ダメなら他の業者に変えることも辞さないといった態度で交渉してみましょう。

最初は嫌がられるかもしれませんがこちらとしてもそれなりのお金がかかわっている問題です。立場としてはむしろ顧客が立場です。

ぜひ強気で交渉しましょう。

最後に

駐車場を売る場合、

  1. 駐車場の売買を取り扱っている不動産業者を探す、もしくは地元に精通している不動産業者で過去に駐車場を取り扱ったことがある不動産屋を探す
  2. 価格査定から検討する
  3. 担当者の印象を確認する

この3つで売却が成功するかどうかがキーポイントとなります。

駐車場の売却は特殊な分野なので時間がかかる場合もあることも押さえておいてください。

逆にほしいと思っていた人はすぐに購入するケースも。

いずれにしても時間に余裕を見て売却準備を進めたいところです。

駐車場のケースでも不動産会社選びは重要で特に担当者との相性は大事なポイント。

良くない印象や何となくひっかかる箇所があるならすぐに担当者を変更しましょう。

申し出しづらい内容ではありますがここが正念場です。

実際そうした事例も多数あるので遠慮なく責任者に伝えましょう。

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