モデルハウス見学会の歩き方〜不動産のプロが教える22つのポイント

業者選びや家探しをする際、モデルハウス見学は非常に重要なポイントです。

「なんとなく」で目的意識なくモデルハウス見学をしても、ほとんど意味はありません。

満足度の高いマイホームにするには、しっかりと目的意識を持ち、有益なモデルハウス見学にすることが大事です。

そこで今回は、モデルハウス見学をする際のポイントや大事なこと、流れや注意点など以下5つの項目について紹介しています。

【1】モデルハウスとは
【2】モデルハウスを見学するメリット
【3】モデルハウス見学までの流れ
【4】モデルハウス見学時のポイント・大事なこと
【5】モデルハウス見学時の注意点

この記事をご覧いただくことで、モデルハウス見学の質を高めることができ、有益な情報を得て具体的な比較検討がやりやすくなりますので、参考にしてください。

また、本文に入る前にあなたに一つ質問をさせてください。

「ハウスメーカーを選ぶ際に最も大事なことは何だと思いますか?」

もちろん正解は一つではありませんが、私は「しっかりとハウスメーカーの特徴や違いを理解し、比較・検討した上で絞り込むこと」だと考えています。

住宅業界で働いた経験があるような人以外は、ハウスメーカー毎にどういった違いがあるのか理解している人は少ないはずです。

それぞれの会社の坪単価やデザイン性の違い、耐震性や気密性・断熱性、購入後のアフターフォローに間取りの自由度、木造なのか鉄骨造なのかなど違いは多岐に渡ります。

事前にしっかりと情報収集を行わずに、いきなり住宅展示場等に足を運び、フィーリングで依頼するハウスメーカーを決めてしまう。

このような人は、「もっと自分の条件にあったハウスメーカーがあった・・・」と後から気づき、一生後悔するような羽目になります。

マイホームは人生でもっとも大きな買い物です。面倒だからといって事前の下調べや比較・検討を怠ることは絶対にやってはいけません。

ネットでの情報はもちろんのこと、より一次情報に近い信頼性の高い情報に多く触れるようにすることで、ハウスメーカーを選ぶ目が養われていきます。

またハウスメーカーの多くは、無料でカタログや資料請求ができるので、少しでも気になった業者からは積極的に資料を取り寄せるようにしましょう。

(カタログや資料の中には、Webサイトには掲載されていないより具体的で有益な情報が掲載されています。)

最初のころはどのハウスメーカーもそれぞれよく見えるのですが、情報を仕入れていくにつれ、それぞれの違いや自分にとっての良い・悪いが分かるようになるので。

ただし、何社ものハウスメーカーにいちいち資料請求をするのは、面倒ですし手間がかかるもの。

最近ハウスメーカーを選ぶ人の中で主流になっているサービスが、無料カタログ一括請求サービス」です。

0からハウスメーカーを絞り込まなくても、予算やローコスト住宅などのテーマ、建築予定のエリアを選ぶだけで、条件にあったハウスメーカーがピックアップされます。

利用料はもちろん無料ですし、資料請求をしたからといって、迷惑でしつこい営業に悩まされる心配もありません。

少しでも気になったハウスメーカーがあればひとまず資料を請求してみることで、最初は考えてもいなかったハウスメーカーの中に、自分の条件とぴったりマッチした出会いがあることも多いです。

大手や地場の工務店などの先入観を取り払い、フラットな目線でいろいろな情報を取り入れてみてください。

しっかりと比較・検討を重ねた上で依頼したハウスメーカーであれば、間違いなく依頼後も納得がいくはずです。

スマホやPCから3分もあれば依頼ができるので、ほんの少しの手間を惜しんで、一生後悔するようなことの無いようにしてくださいね。

それではここから、本文に入っていきましょう。

【1】モデルハウスとは

まずは、モデルハウスがどのようなもので、どんな役割・目的があるのか、基本的な内容について見ていきましょう。

モデルハウス

「モデルハウス」とは、ハウスメーカーなどが実際に住む家をイメージできるように建てた建物のことです。

業者が販売している実際の家に家具も配置されており、購入検討者はモデルハウスを見学して、「どのような家か」を知ることができます。

一戸建て住宅に限らず、分譲マンションでもモデルハウス(モデルルーム)を利用して販売されています。

住宅展示場にモデルハウスがある場合や、新規開発エリアなど建売住宅が販売される場所に直接モデルハウスがある場合があります。

その場合、モデルハウスは展示後に販売されることが多いです。

モデルハウスの役割・目的

ハウスメーカーなどがモデルハウスを建てる目的としては、実際の家をイメージしやすくして、興味を持ってもらうことです。

パンフレットやホームページ、口頭の説明だけでは高額な買い物をすることは難しいため、モデルハウスを建設しています。

住宅購入検討者としても、モデルハウスを見学することで、実際の家の雰囲気や設備、仕様などを確認でき、生活するイメージが持ちやすくなります。

目に見えない部分まで説明を受けたり、確認できるようになっているので安心です。

【2】モデルハウスを見学するメリット

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モデルハウスを見学しなくても家を購入することは可能です。

しかし、見学をすることにはメリットがあるため、パンフレットやホームページだけでなく、モデルハウスも見学するようにしましょう。

ここでは、モデルハウスを見学する以下3つのメリットについて紹介しています。

1.家づくりのコンセプトがわかる
2.仕様や設備を確認できる
3.入居後の生活を具体的にイメージできる

それでは、1つ目のメリットから見ていきましょう。

1.家づくりのコンセプトがわかる

モデルハウスを見学するメリットの1つが、その業者が建てる住まいのコンセプトを直接確認できることです。

「子育てを重視」「家事のしやすさがポイント」「西海岸テイスト」など、それぞれの業者で住まいのコンセプトが異なり、パンフレットやホームページではなかなか伝わりきれないものもあるため、モデルハウスを見て直接確認できることは大きなメリットです。

2.仕様や設備を確認できる

家の仕様や設備を直接確認できるのもモデルハウスを見学するメリットの1つです。

仕様や設備もパンフレットやホームページで確認はできますが、実物を見た際にまったく印象が違うことがあります。

モデルハウスであれば、「この仕様はあまり好きではない」「浴槽が使いやすそうでよかった」「キッチンが気に入った」など、実際の仕様・設備をチェックできるため安心です。

3.入居後の生活を具体的にイメージできる

モデルハウスを見学することで、入居後の生活をより具体的にイメージすることができます。

キッチンの使い勝手や洗濯・掃除をする際の導線、子どもが遊んだり勉強する場所、リビング・ダイニングのテーブルやソファの位置、各部屋の使い方など、モデルハウスを用いることで、家の使い方や暮らし方のイメージがしやすくなります。

【3】モデルハウス見学の流れ

モデルハウスの見学をしたことがない人は、見学の流れについて把握をしておきましょう。

流れを知らずにいると、準備不足で見学へ向かってしまい、時間を無駄にするだけでなく、必要な情報を得られない可能性があります。

1.見学するモデルハウスを決める
2.事前予約
3.現地で受付
4.モデルハウス見学
5.気になることを担当者に尋ねる

ここでは、モデルハウス見学の流れ1〜5について見ていきましょう。

1.見学するモデルハウスを決める

まずは見学するモデルハウスを決める必要があります。

人口の多い場所や人気のエリアであれば、住宅展示場など多くのモデルハウスが存在します。

たくさんのモデルハウスを見ても迷うだけですし、検討できない家を見ても仕方がありません。

予算や広さ、設備など、家族が妥協できない条件に優先順位をつけ、見学するモデルハウスを絞り込みましょう。

1つのモデルハウスだと比較対象がありませんので、2〜3つに絞り込みをして、時間をかけて見ることをおすすめします。

モデルハウスの情報は住宅情報誌やWEBサイトで確認することが可能です。

2.事前予約

事前予約制のモデルハウスもあれば、予約なしで見学できるモデルハウスもあります。

予約なしで見学できる場合であれば、そのまま現地へ向かって問題ありませんが、事前予約制の場合は必ず予約をして向かいましょう。

電話またはWEBの申し込みフォームから簡単に予約が可能です。

予約をすることで、担当者からしっかりと説明を受けることができます。

3.現地で受付

モデルハウスに着いたら、受付をおこないます。

受付は業者が用意したアンケート記入が一般的で、名前や住所だけでなく、希望の間取りや条件、予算などを記入する項目があります。

記入したアンケートをもとに、担当者からいくつか質問を受けたあと見学を開始することもあります。

4.モデルハウス見学

受付が終わると見学を始めます。

事前に見学ポイントのリストを用意し、漏れがないようにしっかりとチェックをしていきましょう。

5.気になることを担当者に尋ねる

気になることがあれば、見学途中もしくは見学後に担当者に尋ねるようにしましょう。

あとで「◯◯も聞いておけばよかった」とならないように、疑問点はすべて聞くようにしましょう。

質問をすればしっかりと答えてくれるはずなので、遠慮してはいけません。事前に担当者に確認したいことをメモしておきましょう。

【4】モデルハウス見学時のポイント・大事なこと

「なんとなく」でモデルハウスを見学しても、あまり意味はありません。

モデルハウスを見学する際は、しっかりとした目的を持ち、比較検討に役立つ情報を少しでも多く得ることが大事です。

ここでは、モデルハウス見学の経験がない方のために、以下22つのモデルハウス見学時のポイントや大事なことについて見ていきましょう。

1.見学するモデルハウスを絞る
2.モデルハウスで確認する点をリスト化しておく
3.わからないことは担当者に聞く
4.写真を撮っておく
5.担当者がどのような人かチェックする
6.見えづらい部分ほど確認を徹底する
7.何が標準仕様でオプション仕様なのか確認する
8.実際の生活をイメージする
9.価格、追加費用を確認する
10.将来的なリフォームがしやすいか
11.耐震性・耐久性は大丈夫か
12.キッチンは使いやすいか
13.生活導線はスムーズか
14.防犯対策への取り組み
15.会社の規模や営業所数
16.家づくりの流れと入居までの期間
17.入居後の保証・アフターサービス
18.混雑時はなるべく避ける
19.家族全員で見学する
20.家具の寸法を測っておく
21.時間帯を変えて見学する
22.収納スペースが十分かどうか

それでは、1つ目のポイントから紹介しています。

1.見学するモデルハウスを絞る

モデルハウス見学の流れでも紹介しましたが、事前に見学するモデルハウスを2〜3つに絞るようにしましょう。

たくさんのモデルハウスを見るのは時間の無駄です。

選択肢が増えて迷ってしまい、買えなくなってしまいます。

事前に、予算や広さなど妥協できない条件をまとめ、現実的な2〜3業者に絞るようにしてください。

最初から1社に絞る人もいますが、あとで後悔する恐れもあるため、必ず2社以上で比較検討するようにしましょう。

2.モデルハウスで確認する点をリスト化しておく

モデルハウスを見学すると気持ちが高揚してしまうため、「あれ?何を確認する予定だったっけ?」と、事前に考えていた確認点を忘れてしまうことは多いです。

高額な買い物ということもあり、確認したいことは1〜2つだけではありません。

あとで「◯◯を確認するのを忘れてしまった!」とならないように、事前にモデルハウス確認したいことを、リスト化してスマホや手帳でチェックできるようにしておきましょう。

事前に用意した確認点をすべてチェックするまで帰らないことも大事です。

3.わからないことは担当者に聞く

モデルハウスには、業者の担当者がいますので、わからないことがあれば担当者に聞くようにしましょう。

「基礎はどうなっているか?」
「断熱材は何を使用しているか?」
「どんな施工会社が建てたのか?」
「どこまでがオプション仕様か?」
「どんな工法が採用されているのか?」

など、気になる点があれば、必ず担当者に聞くようにしてください。

4.写真を撮っておく

「写真は撮らないでください」というモデルハウスはそうありません。

あとで冷静になって見返せるように、リビングや主寝室、子ども部屋、キッチン、浴室、玄関、外観、和室、フローリング材、扉、、、などの写真を撮影しておきましょう。

写真がなく記憶だけに頼ってしまうと「あの部分どうなっていたっけ。。」など、大事なところを忘れてしまい、具体的な検討がやりづらくなります。

家族で話し合う際も写真があった方がスムーズです。

「気持ちが盛り上がっていて写真を撮るのを忘れた」ということがないように、家族で役割分担をして撮影をしてください。

5.担当者がどのような人かチェックする

モデルハウスを見学する際は、担当者がどのような人かもチェックするようにしましょう。

なぜなら、購入時や入居後の対応をするのが、その担当者かもしれないためです。

また、担当者を見れば、その業者がどのような姿勢で家を販売しているかもわかります。

なかには、顧客の満足度より営業数字を出すことに力を入れている業者もあり、担当者はノルマ達成のためにしつこく勧誘・営業をしてきます。

担当者にどのような人か、しっかりと確認をしましょう。

6.見えづらい部分ほど確認を徹底する

モデルハウスを見学する際は、床下や壁内、天井裏、工法、配管、クローゼットの中や棚の裏など、表からは見えづらい部分ほどしっかりと確認をしましょう。

なかには、「見えない部分だから」という理由で手抜き工事をしている業者もあります。

表面だけ豪華さがあっても、見えない部分で手抜きをされていたら、家の性能に問題が生じてしまいます。

表から見える部分だけでなく、隅々までチェックをして、見えない部分についてもどんどん担当者に質問するようにしましょう。

7.何が標準仕様でオプション仕様なのか確認する

「すべてが標準仕様」というモデルハウスはほぼありません。

業者としては見学者に他社よりも魅力的に感じてもらわないといけないですし、気持ちを高揚させる必要があるため、多くのオプション仕様を採用した豪華なモデルハウスに仕上げます。

そのため、どこまでがオプション仕様で何が標準仕様なのか、細かく確認をするようにしましょう。

また、その際、興味があるオプション仕様があれば金額も確認してください。

すべてオプション仕様を外すと、モデルハウスの雰囲気とだいぶ変わる場合もあるため注意が必要です。

8.実際の生活をイメージする

モデルハウスを見学する目的の1つが、実際の生活をイメージするためです。

どんなに最新の設備・仕様の家であっても、住む人にとって使いづらい場合は良い家とは言えません。

特に、購入を検討している家がモデルハウスと広さや間取りが似ている場合は、日頃の家事や過ごし方をイメージし、使いやすいかどうか確認をしましょう。

そうすることで、「このリビングの形は私達には使いづらい」「このキッチンは今のものより使いやすい」など、より具体的な評価をすることができるようになります。

ただ見るだけではなく、生活をイメージすることが大事です。

9.価格、追加費用を確認する

モデルハウスを見学する際は、価格や追加費用の詳細も確認するようにしましょう。

住宅情報誌やチラシなどには、「◯◯万円〜」など、最低金額の表記しかされていないことが多く、表記金額にプラス500〜1,000万円程度追加で必要なこともあります。

モデルハウスと同じ仕様であればいくらかかるのか、追加の費用(オプションや諸費用など)はどれくらい必要なのか、大事なことですので大体ではなく細かく確認をしてください。

10.将来的なリフォームがしやすいか

マイホームを購入する際は、今だけのことではなく、将来のことも見据えて物件選びをすることが大事です。

今は子どもが小さくても、10年〜20年後には学校の寮に入ったり、社会人になって1人暮らしをしている可能性があります。

子どもが家を出るなど、ライフステージの変化があると家の使い方も変わるものです。

そのため、将来、家族構成やライフステージの変化があった際に、リフォームがしやすいマイホームを選んでおくことはとても大事です。

「動かせない耐力壁が多数ある。。」など、リフォームや増改築がしづらい家だと、将来困ってしまう可能性があります。

モデルハウスを見学する際はリフォームがしやすいかどうかもチェックするようにしましょう。

11.耐震性・耐久性は大丈夫か

モデルハウスを見学する際は、住まいの耐震性や耐久性についても確認するようにしましょう。

日本で暮らす以上、地震は避けられませんので、耐震性については必ずチェックすべきです。

どのような工法を採用しているのか、実大振動実験の結果はどうなのか、耐震等級は何なのか、同じ業者が建てた家の震災被害の状況、基礎の構造など、担当者に聞くようにしましょう。

いつ大地震が起きるかわかりませんので、不安が払拭されるまで細かく確認をしてください。

12.キッチンは使いやすいか

特に毎日料理をしている主婦の方にとって、キッチンの使い勝手は非常に大事です。

キッチンが使いづらいと、調理するたびにストレスを感じ、ご飯を作るモチベーションが湧かなくなってしまいます。

キッチンの高さやシンクの幅、収納棚の使いやすさやデザインなど、料理をする人にとっては非常に大事なポイントですので、標準仕様・オプション仕様の違いも含めてしっかりと確認しましょう。

13.生活導線はスムーズか

モデルハウスを見学する際は、生活導線がスムーズかどうかも確認をしましょう。

玄関から部屋、寝室から洗面化粧台、キッチンからパントリー、洗濯機からバルコニーなど、日頃使いやすいか、家事がしやすいかなど、導線についてもチェックをしてください。

14.防犯対策への取り組み

大切な家族や財産を犯罪から守るため、どのような防犯対策が施されているかも確認をしましょう。

・センサーライト
・防犯合わせ複層ガラス
・面格子
・鎌付デッドボルト
・ディンプルキー
・2重ロック
・録画機能付きテレビドアホン
・シャッター
・フラッシュライト
・自動クレセントロック
・防犯サムターン

など、どのような防犯対策が付いているのか、標準仕様・オプション仕様の違いも含めて、担当者に確認してください。

15.会社の規模や営業所

モデルハウスを見学する際は、会社の規模や営業所数・場所なども確認するようにしましょう。

事前に確認済であれば問題ありませんが、そうでない場合は担当者に聞くようにしてください。一概に言えることではありませんが、会社の規模が大きいほど倒産リスクが低いと考えることができます。

業者とは家を建てたあとも長いつき合いがあり、定期的に点検やメンテナンスも実施してもらわなければなりません。

途中で販売業者が倒産してしまうと、点検やメンテナンスを他の業者に依頼する必要が出てきます。

会社の規模が小さい場合は、財務状況など問題がないかチェックをしましょう。

また、最寄りの営業所がどこにあるかも確認するようにしてください。

近くにあれば、入居後に困ったことがあっても、すぐに駆けつけてくれます。

16.家づくりの流れと入居までの期間

モデルハウスの見学をする際は、家づくりの流れや入居までの期間についても確認するようにしましょう。

各業者によって家づくりの流れや入居までの期間が異なりますので、事前に把握をしておく必要があります。

これらの情報を知っていることで、より具体的に検討することが可能です。

17.入居後の保証・アフターサービス

家選びをする際に、デザインや仕様と同じくらい大事なのが、保証やアフターサービス内容です。

どのような保証・アフターサービス内容かは業者によって異なりますし、適用される期間にも違いがあります。家選びをするうえで重要なポイントであり、比較ポイントにもなりますので、しっかりと確認をしておきましょう。

保証やアフターサービスが充実していないと、入居後に余計なコストがかかってしまいますし、耐久性など住まいの性能が下がってしまいます。

18.混雑時はなるべく避ける

モデルハウスを見学する際は、極力混雑時を避けるようにしましょう。

なぜなら、混雑しているとゆっくり時間をかけて見学することができませんし、担当者にいろいろと質問ができないためです。

予約制でない場合は、混雑する昼過ぎの時間帯は避けて見学するようにスケジュール立てしてください。

19.家族全員で見学する

モデルハウスは1人ではなく、夫婦や家族など複数人で見学するようにしましょう。

なぜなら、さまざまな視点でモデルハウスのチェックができ、見学者全員がそれぞれの生活をイメージできるためです。

そうすることで、「子どもたちは気に入っているが、奥さんは生活導線に満足いっていない」「子どもたちから指摘を受けて、◯◯がないことに気づいた」など、いろいろなことに気づくことができ、より満足度の高い家選びができるようになります。

20.家電・家具の寸法を測っておく

より具体的に生活のイメージをするために、事前に家の家電・家具の寸法を測っておきましょう。

そうすることで、「家の冷蔵庫と食器棚を置いたら、残りのスペースがこれくらい」「リビングにテーブル、ソファ、テレビを置いたら、これくらいスペースが余る」「机とベッドを置くと子ども部屋の広さはこれくらい」など、より具体的に生活スペースをイメージできるようになり、現在の家との違いがわかりやすくなります。

また、後々になって「考えていた家電・家具が入らなかった」「思っていたよりスペースをとってしまった」となることを防ぐことができます。

新居にも置く予定の特に大きな家電・家具は寸法を測りメモしておきましょう。

21.時間帯を変えて見学する

モデルハウスを見学して気に入った場合は、時間帯を変えてもう1度見学をしてみましょう。

時間帯を変えて見学することで、これまで気づかなかったメリット・デメリットを知ることができます。

たとえば、「夜だと室内がかなり冷える」「昼間よりも騒音が気になる」など、昼間では気づけないその家の特徴を把握することが可能です。

22.収納スペースが十分かどうか

モデルハウスを見学する際は、クローゼットや収納棚をチェックするようにしましょう。

パンフレット等では収納スペースがどれくらいあるかわかりづらいため、実際の収納スペースを確認できるモデルハウスは非常に重要な場です。

収納スペースが十分でない場合は、荷物が表に出てしまい、生活スペースが想像以上に狭くなってしまいます。

自分たちにとって十分な収納スペースがあるかどうか、確認をしてください。

【5】モデルハウス見学時の注意点

モデルハウスを見学する際は、以下の注意点に気をつけましょう。

これらを理解したうえで見学をすることで、家の特徴をしっかりと把握でき、より具体的に検討できるようになります。

1.豪華さに惑わされない
2.事前に予約をして見学へ行く
3.「なんとなく」で見学しない
4.しつこい勧誘・営業に掴まらない
5.予算オーバーを許容しない

ここでは、主な5つの注意点について見ていきましょう。

1.豪華さに惑わされない

モデルハウスは業者にとって、自社物件の格好のアピールの場です。

そのため、多くのオプション仕様を施したり、デザイン性の高い家具・家電を配置して、豪華な見た目を演出しています。モデルハウス見学の際に気をつけたいことは、その豪華さに惑わされないことです。

自宅の家電・家具を配置すると、大抵モデルハウスのような華やかさはありません。

また、表面だけに目がいってしまい、壁内や床下、天井裏、耐震性や耐久性、断熱性など、肝心な部分のチェックを怠ってしまいます。

気持ちが盛り上がって、よく比較検討もせずに、そのまま契約を結んでしまうこともあるため注意が必要です。

ほとんどのモデルハウスが豪華な見せ方をしていますので、惑わされず、冷静に必要な箇所をチェックしていくようにしましょう。

2.事前に予約をして見学へ行く

予約なしで行けるモデルハウスであればいいですが、完全予約制もしくは予約を推奨しているモデルハウスに関しては、事前に予約をするようにしてください。

予約をしておけば、しっかりと担当者が付きますので、家の特徴の説明を受けたり、さまざまな疑問点について聞くことができます。

業者側としても混雑しないように時間調整ができるため、ゆっくりと時間をかけて隅々まで見学することが可能です。

モデルハウス見学を有益なものにするためにも、予約をして見学に行くようにしてください。

3.「なんとなく」で見学しない

目的を持ち、事前準備をしたうえでモデルハウス見学をすることが大事です。

「なんとなく」の気持ちで見学をしても、有益な情報をほとんど得れずに見学が終わってしまいます。

事前にどのようなポイントをチェックするかリスト化し、漏れがないように確認をしましょう。

現地では写真も撮るなどして、いつでも見返すことができるようにしておくと効率的です。

4.しつこい勧誘・営業に掴まらない

販売業者によっては、営業マンがしつこく勧誘してくるケースがあります。

このような場合は、営業マンの説明が長くなったり、基本的によいことしか言わないため、必要な部分だけ確認をして質問は改めた方がいいでしょう。

物件の評価がマイナスになるようなことは大抵教えてくれないためです。

また、知識がない営業マンも多いため、耐震性や耐久性、断熱性などの家の性能や構造について質問をすると話を逸らしたり、あやふやな回答をします。

実績があり人気の業者はしつこい営業などほとんどありません。

5.予算オーバーを許容しない

モデルハウスを見学すると、その豪華さや憧れによって気持ちが高揚してしまうものです。

気持ちが高揚すると、「予算を200万円超えるけど、なんとかなるだろう」など、予算オーバーを簡単に許容しがちです。

なかには、予算オーバーにもかかわらず、見学したその日に契約まで締結してしまう人もいます。

予算計画や見学ポイント、マイホームの妥協できない条件など、事前に整理し、簡単に条件を崩さないように冷静に見学をしてください。

まとめ

今回は、モデルハウス見学をする際のポイントや大事なこと、流れや注意点などについて紹介いたしました。

モデルハウスを見学する際は、ここで紹介したポイントや注意点をふまえ、目的意識を持って見学するようにしましょう。

そのためにも、家族全員で事前準備を徹底してください。

早速、この記事を参考にして、モデルハウス見学へ出掛けてみましょう。

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