マンションを売るのに清掃は必須?!タイミングと清掃方法を徹底解説!

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マンションを売るには乗り越えなければならないステップが多く存在します。

不動産会社や購入希望者とのコミュニケーション、各種費用や用意するもの・・・

その中でも見落とされたがちなのが、マンションの清掃です。

マンションの清掃を軽視していると、納得のいく価格でマンションは売れないでしょう。

これは脅かしているわけではありません。

マンション購入者を意識した清掃が出来なければ、価格を下げるどころが売れない事もあります。

不動産会社は値段交渉や購入希望者へのアプローチは積極的に行ってくれますが、清掃に関しては、ほとんど口を出しません。

それはなぜか?

値段が下がってでも売れれば儲かるからです。

多くの顧客を抱えている不動産会社にとって一個人のマンションが高く売れようが安く売れようが関係ないのです。

マンションの売り手が、正しい知識を持って清掃を行わなければマンション売却は成功しません。

今回は、

  • 清掃をするべき3つのタイミングと理由
  • 絶対抑えたい掃除ポイント5つ
  • ハウスクリーニングはどんなときに頼む?!料金相場とともに紹介!

の3点を紹介していきます。

1つずつ確認していきましょう。

1、清掃するべき3つのタイミングと理由

どの程度清掃をするかはマンション売却の段階によって変化します。

できるのであれば最初からすべて清掃してしまうのが理想ですが、マンションを売るのに清掃ばかりしているわけにはいきません。

清掃を行うタイミングを理解して、効率的に行っていきましょう。

  1. 不動産会社のマンションの査定前
  2. 購入希望者の内覧前
  3. マンションの引渡し前

以上の3点を紹介していきます。

1、不動産会社のマンション査定前

マンションの査定前の清掃は重要ではありません。

不動産会社が見ているのは、間取りや立地、築年数です。

不動産会社は、部屋が清掃されていないからといって査定額を下げることはありません。

今は複数の不動産会社で査定を依頼する人が多くなってきています。

部屋が片付いていないからとって、査定額を下げていては依頼を勝ち取る事が出来ません。

査定を依頼する前は失礼がない程度に清掃をしておけば問題ないでしょう。

2、購入希望者の内覧前

内覧というのは、購入を検討している顧客がマンションを実際に訪問することです。

内覧前が一番重要な清掃タイミングと言って間違いないでしょう。

中古マンションを購入する顧客で、実際のマンションを見ずに購入する方はいません。

必ずマンションの室内や日当たり、周辺環境を確認してから購入します。

何かを購入するときは、実際に「見たり」「使用してみたり」しないと不安があるのが人間です。

特に高額な商品になればなるほど傾向は強いでしょう。

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インターネットショッピングが当たり前になってきましたが、日用品や雑貨類は気軽に購入できても、車や金額の大きな家電は、実際に商品を見ないと手が出せない人がほとんどでしょう。

もちろんマンションの立地や間取りが重要なことは間違いありませんが、あくまで興味をもらえるレベルです。

購入を決断させるのは内覧で間違いありません。

ポイントは2つ。

  1. できるのであれば空き家にする
  2. 住んでいる場合は、必要最低限のものだけ残す

空き家にすることができれば不動産会社に鍵を渡しておき、いつでも内覧を受け入れることができます。

また、内覧者が新しい生活を想像しやすいため、購入にもつながりやすいです。

現在も住んでいる場合は物を極限まで減らしましょう。

中古品を購入する人の心理を考えると、前所有者が使っている痕跡が見えると悪い印象を持ってしまうのは間違いありません。

洋服や電子機器でさえ思うのですからマンションであれば更に感じてしまうでしょう。

「結局は空き家状態にするのだから良いじゃないか」

とあなたは思うかもしれません。

しかしそこまで割り切れないのが人間です。

マンションを売るためにも非常に重要なのが内覧ですので、妥協せずに清掃を行いましょう。

3、マンションの引渡し前

マンションを引き渡す前にも清掃を行っておいたほうが良いでしょう。

「もう売れたのだから意味がないのではないか?」

確かに、いくら清掃を頑張ったところで1円も儲かりません。

しかし引き渡し前に清掃を行っておくことによって、クレームを防ぐことができます。

綺麗に清掃をして引き渡すことで、購入者は必ず良い印象を持ってくれるでしょう。

マンションを清掃する際、すべてを新品のようにすることは不可能です。

もちろん購入者も中古マンションだと理解した上で購入していますので、少し汚れている程度ではクレームはありません。

しかし嬉しいはずの新生活のスタートで、マンションが汚ければ気分が悪くなるのは間違いありません。

気分が悪いと、悪いところに目が付きやすくなるのが人間です。

ちょっとした傷やホコリに腹を立ててしまう可能性はあるでしょう。

引き渡し前にも感謝の気持ちを持って清掃をしておくことをおすすめします。

2、絶対抑えたい清掃ポイント5つと清掃方法

マンションを売るための清掃は、普段の清掃とは異なります。

自分自身の快適な生活のために行っていた清掃から、マンションを売るための清掃に意識を変えていきましょう。

これから紹介するのはマンションを売るうえで欠かせない清掃箇所です。

  1. 玄関
  2. リビング
  3. バルコニー
  4. キッチン
  5. バスルーム
  6. トイレ

以上の5点の仕上がり具合が、マンションが売れるかどうかを大きく左右します。

清掃はいくら行ってもキリがありません。

ポイントを押さえて効率的に清掃を行いましょう。

1、玄関

マンションを清掃する上で最も重要な場所が玄関です。

玄関は内覧者のマンションに対する印象を決定する場所ですので、清潔さはもちろん見え方や証明にも気を配りましょう。

人は明るいと好印象を持ちやすく、気持ちを高まりやすいことがわかっています。

コンビニを出店する際、「競合よりも店内証明を明るくする」というのは有名です。

明るさが重要なのは間違いありません。

清掃も明るい照明が反射するぐらい綺麗にできれば文句なしです。

ご自身の靴や小物類をすべて収納した上で、隅々まで清掃を行いましょう。

2、リビング

一番長く生活する場所ですので、内覧者は特に重要視します。

内覧者はリビングを見て新しい生活を想像しますので、理屈よりも感情的な部分が重要です。

新しい生活を想像出来なければ購入する気にはならないでしょう。

例えば、

「ここにコンセントがあるから便利だ」「窓が南向きでよい」

これは理屈的な理由で、感情的な理由ではありません。

「ここにテレビを置いて、ソファを置いて・・・」

「ここで子供たちと遊んで・・・」

と新しい生活を想像させてあげるのが感情的な理由です。

感情的な理由で好印象を持ってもらえるようにするには、徹底的に生活感を消して上げましょう。

あなたが住んでいる生活感があると、内覧者は新しい生活を想像することができません。

物をなくして、汚れを完璧に落としましょう。

3、バルコニー

バルコニーからの景色は内覧者が気にするポイントですので清掃を行っておきましょう。

広さや景色は変えられないので仕方ありませんが、手すりのホコリ、雨などによる水垢は清掃しておきましょう。

また夏場で水道管の臭いが気になる場合は、管理組合に報告をして事前に対処をしてもらいましょう。

4、キッチン

キッチン等の水回りが汚いと印象を悪くしてしまいます。

目立ちやすい場所ですので清掃を行っていきましょう。

水垢にはクエン酸が効果的です。

100円ショップでも手に入るので、水と合わせてスプレーボトルに入れて使用しましょう。

頑固な油汚れには、重曹やメラミンスポンジが有効です。

メラミンスポンジとは、メラミン樹脂でできた特殊なスポンジで水を付けて擦るだけで油汚れが落ちる優れものです。

5、バスルーム・トイレ

バスルーム・トイレは水垢をとり、水滴をなくしておきましょう。

水滴が残っていると印象が悪いです。

水滴が残っていると嫌でもあなたの生活感を想像させてしまいます。

内覧者は他人ですので、同じお風呂を使用したいとは思わないでしょう。

例えば、ホテルでは水滴を取るのは当たり前です。

新しいタオルや新しい歯ブラシ、歯磨き粉で徹底して前の使用者の生活感を消しています。

ホテルサービスまではできませんが、水滴をなくして乾燥させるくらいはやっておきましょう。

3、ハウスクリーニングはどんなときに頼む?!料金相場とともに紹介!

マンションの清掃で、ハウスクリーニングを利用した方が良い場合もあります。

しかし費用がかかる話ですので慎重に行いましょう。

ホコリや水拭き程度の清掃であればハウスクリーニングを頼む必要はありません。

料金相場とクリーニングが必要か否かのチェックリストを紹介していきます。

  1. ハウスクリーニングの料金相場
  2. 清掃に時間が掛かりそうであれば頼む
  3. プロに任せたほうが良いレベルなら頼む

では見ていきましょう。

1、ハウスクリーニングの料金相場

  • バス、トイレで2万円~5万円程度
  • キッチンで1万円~4万円程度
  • 他(洗面台、バルコニー等)一箇所で1万円程

広さや間取りによって料金は変化します。

しかし全て頼んだ場合でも、高くて10万円程度です。

2、清掃に時間が掛かりそうであれば頼む

「汚れが多すぎで取りきれない」「清掃に時間をかけてられない」等の理由の方は、ハウスクリーニングを検討しても良いでしょう。

自分で時間を使って清掃を行っても、満足の行くレベルまで綺麗にならないのであれば疲れるだけで終わってしまいます。

マンション購入希望者はあなたがどれだけ清掃を頑張ったのかは評価してくれません。

どれだけ綺麗になっている事しか興味はないのです。

早く判断して、ハウスクリーニングの業者選びに時間を使いましょう。

3、プロに任せたほうが良いレベルであれば頼む

長年溜まった換気扇の汚れや油汚れは簡単に落ちません。

ハウスクリーニングは清掃のプロですので、綺麗になることは間違いありません。

重曹やメラミン樹脂スポンジを使用しても落ちない場合は直ぐにプロに任せましょう。

新品同様に綺麗になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

  • 清掃をするべき3つのタイミングと理由
  • 絶対抑えたい掃除ポイント5つ
  • ハウスクリーニングはどんなときに頼む?!料金相場とともに紹介!

の3点を紹介させていただきました。

マンションの売る際は、不動産会社に頼る部分が大きいです。

売り手ができる最大の貢献は、清掃によってマンションを魅力的に見せることでしょう。

短時間で効率的に清掃を行って、マンション売却を成功に導いてください。

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