家は買うな?家を買うべき人と買わない方がいい人の基準と2つの家の買い方

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<記事の情報は、2023年9月1日時点のものです>

家を買うべきなのかそうでないのか悩んでいる方は、少なくないのではないでしょうか。

夢があり高額な買い物だからこそ、悩んでしまうものです。

そこで今回は、家を買うべき人と買わない方がいい人の基準や買い方など、以下4つの項目について紹介しています。

【1】家を買うべき人
【2】家を買わない方がいい人
【3】家の買い方(住宅ローン、現金)とメリット・デメリット
【4】家の種類(注文住宅、建売住宅、分譲マンション)とメリット・デメリット

家を買うかどうか迷っている人は、判断の参考にしてください。

またここで1つ、本文に入る前に重要な質問をさせてください。

「注文住宅や建売住宅といったマイホームを購入するとき、最優先でしなければいけないことは何かわかりますか?」

土地の調達でしょうか?住宅ローンの設定でしょうか?

もちろんこれらも非常に重要ですが、さらに重要なことがあります。

それが「ハウスメーカーを徹底的に比較検討する」こと。

多くの人が、「知名度が高い」とか、「価格が安い」とかいう理由で比較検討せずにハウスメーカーを決定してしまいますが、実はこれ非常に危険

特に多いのが、住宅展示場に足を運んだ際に、言葉巧みな営業マンに流されてその場で契約をしてしまうパターン。住宅展示場の住宅モデルはオプションがフル装備されていることが多いため、住宅展示場の家と実際に建てた家のギャップにがっかりする人も多いんです。

これだと、大金を払ったて建てた家が大きな損になってしまいます。

そうならないためにも、事前にハウスメーカーを徹底的に比較検討することが大事になってきます。

しかしながら、「全国に無数にあるハウスメーカーに1つずつ連絡をするわけにもいかないし、そもそもたくさん比較するなんて無理!」と思ってしまう人もいるのではないでしょうか?

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それではここから本文に入っていきますよ。

【1】家を買うべき人

まずは、家を買った方がいい人、買うことをおすすめする人について見ていきましょう。

以下8つのいずれかに該当する場合は、家を買うことで、経済的もしくは精神的なメリットを得られる可能性がある人です。

1.住まいを自分好みにアレンジしたい人
2.小さい子どもがいる人
3.生活していく場所が決まっている人
4.万が一の際に家族に家を残したい人
5.既に土地がある人
6.自分の理想がある人
7.自宅でお店を開きたい人
8.老後に住宅費をかけたくない人

それでは、一つひとつ確認をしていきましょう。

1.住まいを自分好みにアレンジしたい人

こだわりがあって室内や外観を自分流にアレンジしたい人は、家を買うことをおすすめします。

家具や照明などのデザインや配置であれば賃貸でも好きなようにアレンジできますが、床や壁、天井、外壁、サッシ、屋根、外構などは持ち家でなければ自分好みにアレンジすることはできません。

持ち家であれば、「床はフローリングで天然無垢材を使用したい」「外観デザインはヨーロッパ調にしたい」「壁はレトロなレンガ風にしたい」など、予算が許す範囲内で希望通りの仕様にできます。

また、入居して数年後にリフォームやリノベーションをおこない、そのときの希望のデザインを反映させることも可能です。

賃貸にはないデザインの自由さが持ち家にはあります。

2.小さい子どもがいる人

小さい子どもがいる人も家を買うことがおすすめです。

小さい子どもは、壁や床に落書きをしたり、走り回ったり、重い物を落としたりなどします。

また、ボールを壁に向けて投げたり、家の中で乗り物に乗ったり、、、、など、暴れまわるため、家のあちこちがダメージを受けてしまいます。

賃貸だといろいろと考えてしまいますが、持ち家であればある程度自由にできますし、落書きや傷などが思い出にもなるものです。

一戸建ての持ち家であれば、庭で子どものプール遊びやバーベキューを楽しむこともできます。

3.生活していく場所が決まっている人

「子どもが小学校に入学した」「仕事先は転勤がなく辞める予定はない」「子どもを自分の生まれた地元で育てていきたい」など、生活していく拠点がある程度決まっている人は家を買うことをおすすめします。

いろいろな地域を転々としたい人などは、持ち家でなく賃貸の方がメリットは大きいです。

しかし、仕事や学校などの理由で長くその場所に居座ることになる人は、賃貸だとデメリットに感じることも多くなります。

生活していく場所が決まっている人は、家族全員の生活拠点を作る意味でも、持ち家を検討した方がいいでしょう。

4.万が一の際に家族に家を残したい人

家族がいる人は、「自分に何かあった場合、残された家族はどうなるのか」と心配するものです。

持ち家であれば、仮に万が一のことが起きたとしても、残された家族に家を残すことができます。

なぜなら、住宅ローンには団体信用生命保険がついているためです。

団体信用生命保険とは、ローン契約者が死亡・高度障害になった場合に保険金で住宅ローン残債が支払われる保険のことです。

つまり、ローン契約者に万が一のことがあった場合は、住宅ローンがない状態の家を家族に残すことができます。

近年は、死亡・高度障害だけでなく、がん・急性心筋梗塞・脳卒中・糖尿病・肝疾患・高血圧疾患・腎疾患などの七大疾病保障の団体信用生命保険も登場するなど、保障内容が手厚いローン商品も登場しています。

団体信用生命保険があることで、住宅ローンは生命保険の代わりにもなるため安心ですし、それまで加入していた生命保険を見直し、生活費に余裕を持たせることも可能です。

家を購入していれば、万が一のことが起きても家族に安心を残すことができます。

5.既に土地がある人

「実家の横に既に土地が用意されている」「親が持っている土地の一部を譲ってくれる」など、既に家を建てる土地がある人は、家を買った方がいいでしょう。

土地の価値が高くなるような場所であれば売却等も考えられますが、そうでない場合はそのまま放置していてももったいありません。

また、新たに土地を購入する必要がないため、建物代だけでマイホームを建てることができます。

場所や規模によっては土地代だけで数千万円かかるため、大きなコスト削減が可能です。

場合によっては贈与税がかかることもありますが、既に土地がある場合は家を買うことをおすすめします。

6.自分の理想がある人

「マイホームを持つのが夢」「自分たちの家で家族の思い出を刻んでいきたい」「カフェのような雰囲気の家で暮らしたい」など、住まいに関する理想や夢を持っている人は家を買った方がいいでしょう。

注文住宅であれば、理想通りの家づくりも可能です。

家を買うことで、自分や家族の理想・夢を叶えることができます。

7.自宅でお店を開きたい人

「自宅でネイルやエステをしたい」「自宅でカフェを営業したい」など、自宅でお店を開きたい目標・夢がある人は、家を買うことをおすすめします。

賃貸では無理がありますし、持ち家であれば、最初からお店のことを考えた設計が可能です。

しっかりと収益の出せる仕事であれば、住宅ローン返済もラクになります。

8.老後に住宅費をかけたくない人

マイホームであれば、老後に住宅費がかからない可能性があります。

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基本的に住宅ローンは最長35年であり、多くの人が60〜65歳までに完済できるような利用の仕方をします。

住宅ローンを完済すれば、あとは税金とメンテナンス費用だけしか必要ありません。

賃貸であれば、定年退職後も家賃を支払い続ける必要がありますが、年金はそれほど高くないため、大きな負担になります。

特に自営業者などはもらえる国民年金よりも家賃の方が高き可能性もあるため、他の収入源や蓄えがないと厳しいです。

老後に住宅費をかけたくない人は、家を買って早めの完済を目指すといいでしょう。

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【2】家を買わない方がいい人

家を買った方がいい人だけでなく、買わない方がいい人についても見ていきましょう。

両方の特徴を知ることで、自分がどちらのタイプなのか判断もしやすくなります。

以下8つのいずれかに当てはまる場合は、買うよりも借りるを選択した方がいいでしょう。

1.1つの場所に留まりたくない人
2.駅近に住みたい人
3.単身者
4.住宅ローンに抵抗がある人
5.転職や独立をしたばかりの人
6.金融事故歴がある人
7.近所付き合いをしたくない人
8.税金やメンテナンス費用を払いたくない人

それでは、1つ目から紹介していきます。

1.1つの場所に留まりたくない人

「今は東京にいるけど、大阪や福岡にも住みたい」「近い将来、海外に移住したい」など、1つの場所に留まりたくない人は、家は買わない方がいいでしょう。

家を買ってしまうと、自分の行動が制限されてしまいます。

また、「3〜4年ごとに転勤がある」など、1つの場所に留まることが難しい人も同様です。

家を買って賃貸に出すという選択肢もありますが、駅から遠い一戸建てであてれば客付けが難しいですし、駅近の分譲マンションであれば購入代金も非常に高額です。

1つの場所に留まりたくない・留まれない人は、家を買っても、もったいないですので、賃貸に住み続けましょう。

2.駅近に住みたい人

一戸建てであれば、持ち家になると駅から離れた郊外であることが一般的です。

駅近は商業地ばかりですし、一戸建てを建てるとなると相当なコストがかかってしまいます。

どうしても主要駅の近くに住みたい場合は、賃貸がおすすめです。

分譲マンションという選択肢もありますが、ある程度人気の駅近になると非常に高額です。

賃貸であれば、人気駅の近くでもたくさん物件がありますし、別の駅近を希望するようになればすぐに引っ越しもできます。

お店や商業施設なども集う駅近に住みたい場合は、持ち家よりも賃貸の方が現実的です。

3.単身者

家族がいる場合であれば、「マイホームに家族との思い出を刻んでいきたい」「学校区があるので他エリアへ引っ越しが難しい」「家の中で伸び伸びと子育てをしたい」「万が一のことが起きた場合も家族に家を残したい」など、マイホームを買う理由がいくつもあります。

しかし、単身者であれば、よほどお金に余裕あったり、家好きな人であれば別ですが、そうでない場合はマイホームを購入する理由がほとんどありません。

家族ができたときのために購入するといっても、将来の奥さんの意見が反映されない物件となるため、何らかの不満が出る可能性があります。

単身者であれば、いつでも引越しができる身軽な賃貸の方がメリットが大きいでしょう。

4.住宅ローンに抵抗がある人

「住宅ローンは借金だから」「何がなんでもローンは利用したくない」など、ローンに抵抗がある人は家を買わない方がいいでしょう。

住宅ローンを利用すれば、まとまった現金が必要ありませんし、団体信用生命保険がついているなどのメリットがあります。

しかし一方で、多くの利息を支払うことになるため抵抗を覚えることは不思議なことでもありません。

たとえば、3,000万円の住宅ローンを利用した場合は、以下の利息がつきます。

  • 返済期間35年、元利均等、固定金利1.5%の場合

毎月返済額:9万1,855円

総返済額 :3,857万9,007円(利息857万9,007円)

  • 返済期間35年、元利均等、固定金利2%の場合

毎月返済額:9万9,378円

総返済額 :4,173万8,968円(利息1,173万8,968円)

どうしてもローンに抵抗がある人は、家を買わない選択肢でいいでしょう。

ただし、家を買いたくなった場合は、抵抗があっても住宅ローンを利用するか、現金を用意するかしかありません。

5.転職や独立をしたばかりの人

「2ヶ月前に転職をしたばかり」「半年前に独立をした」など、最近転職や独立をした人は家を買わない方がいいでしょう。

そもそも、これらに該当する人は住宅ローンが通らない可能性があるため、家を買おうと考えても難しいです。

住宅ローンの審査では「安定した収入があるか」「返済能力があるか」などを見ます。

そのため、会社員の方は2〜3年以上の勤続年数が必要になるのが一般的です。

どんなに短くても1年以上は必要になります。

また、個人事業や経営者になると3年間分の確定申告書や決算書の提出が必要です。

赤字申告であれば、ローンも通りません。

転職や独立をしたばかりの人は、2〜3年以上は家を買いたくてもローン利用が難しいことを理解しておかなければなりません。

仮に家を買いたいと思っても、しばらくは賃貸で生活をしましょう。

6.金融事故歴がある人

過去に金融事故歴がある人も、家を買えない人なので、家を買おうと考えない方がいいでしょう。

延滞・滞納、自己破産などの金融事故がありブラックになると、5年〜10年は情報が残るため住宅ローンを利用することができません。

仮に家を買いたいと考えても、この期間中は難しいため賃貸で生活をしながら、来るべきときのためにお金を貯めましょう。

7.近所付き合いをしたくない人

賃貸住まいであれば、特別近所付き合いをする必要はありませんし、しなくても問題なく生活していけます。

しかし、持ち家となると最低限の近所付き合いが必要になってきますし、地域によってはしっかりとコミュニティが形成されていて活動も活発な場合もあります。

分譲マンションであればまだしも、一戸建ての場合は地域のコミュニティに入らないと、生活がしづらいこともあるため大変です。

近所付き合いはしたくないという人は、家を買わずに賃貸で生活をしていった方がストレスを感じにくいでしょう。

8.税金やメンテナンス費用を払いたくない人

マイホームを持つとなると、賃貸にはないさまざまなコストがかかります。

購入時には、印紙税や消費税、登録免許税がかかりますし、購入後には不動産取得税や固定資産税、都市計画税などの税金を納める必要があります。

不動産取得税などは1回きりの税金ですが、固定資産税や都市計画税は不動産を所有している限り、毎年かかります。

また、火災保険料や地震保険料などもかかりますし、屋根や外壁、クロス、フローリング、畳など、各所の補修・メンテナンス費用も必要です。

その他にも、キッチンや浴室、トイレ、洗面化粧台などのリフォーム費用などもかかってきます。

税金やメンテナンス費用などの支払いは賃貸にはないものであり、これらを支払いたくない人は家を買わない方がいいでしょう。

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【3】家の買い方(住宅ローン、現金)とメリット・デメリット

基本的に、家を買うとなれば方法は「住宅ローンを使って買う」か「現金で買う」かの2種類に大別できます。

ここでは、これら2つの買い方のメリット・デメリットについて紹介していますので、買い方の参考にしてください。

住宅ローンを使って買う

多くの人は家を買う際に住宅ローンを利用します。

住宅ローンとは、購入する住宅を担保にしてお金を借りるローンのことで、都市銀行や地方銀行、ネット銀行、労働金庫など、さまざまな金融機関が提供しています。

住宅ローンを利用する主なメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット1:自己資金が少なくても家を買える

すべて現金で家を買うとなると、都内であれば3,000万円〜5,000万円は必要になってきます。

これらの金額を貯めるには、1年間に100万円貯金したとしても30年〜50年、1年間で200万円の場合でも15年〜25年もかかります。

住宅ローンであれば、仮に自己資金が200〜300万円しかなくても、金融機関からお金を借りるため家を買うことが可能です。

メリット2:団体信用生命保険がつく

住宅ローンには団体信用生命保険がついているため、万が一の際も家族に家を残すことができます。

団体信用生命保険とは、ローン契約者が死亡・高度障害状態などになった際に、保険金でローン残債が支払われる保険商品のことです。

住宅ローンには団体信用生命保険がついているため、生命保険代わりになります。

メリット3:さまざまな特典・割引がある

住宅ローンを利用することで、さまざまな特典・割引を受けられることもあります。

たとえば、イオン銀行の住宅ローンを利用すると、イオンやマックスバリュなどのイオングループでの買い物が毎日5%OFFになります。

さらに、定期預金金利優遇やWAONポイントがお得に貯まるイオンカードセレクトの特典などもあるため大変お得です。

デメリット1:利息がかかる

住宅ローンを利用するデメリットが、利息がかかることです。

たとえば、3,000万円を返済期間35年、固定金利1.5%、元利均等返済の場合、毎月返済額が9万1,855円で総返済額は3,857万9,007円になります。

借りた金額は3,000万円なので、約850万円もの利息がかかることになります。

もちろん、借り換えや繰上返済などをする人が多いため、実際はもっと利息を少なくできますが、それでも数百万円の利息がかかることは一般的です。

デメリット2:必ず利用できるわけではない

住宅ローンは誰もが利用できるわけではありません。

審査があるため、審査に落ちた場合は住宅ローンの利用はできません。

また、健康状態に問題がある人は団体信用生命保険に加入できない可能性があります。

その場合は住宅ローンの利用はできないため注意してください。収入が低い、借入れが多い、金融事故歴がある、転職・独立したばかりなどの人は審査が難しい可能性があります。

1度、金融機関に相談してみましょう。

住宅ローンの流れ

住宅ローンを利用する際は、一般的に以下の流れで進めていきます。

1.情報収集

多くの金融機関・住宅ローン商品があるため、利用しやすいものをいくつかピックアップして比較検討をしましょう。

2.住宅ローン利用先を決める

金利や審査基準、団体信用生命保険内容、特典・割引、窓口やATMの利便性、繰上返済手数料など、比較ポイントはたくさんあります。

自分たちに合った住宅ローン利用先を決定します。

3.事前審査申し込み

利用先を決めた後は、事前審査に申し込みをします。

事前審査は仮審査のようなもので、3〜4営業日程度で結果がわかります。

窓口やネットから申し込みが可能です。

4.本審査申し込み

事前審査を通過した後は、本審査に申し込みをします。

本審査の結果は1週間程度かかることが一般的です。

本審査に申し込みをする際は、住民票や印鑑証明書、収入証明資料、本人確認書類など、必要なものが多いため事前に準備しておきましょう。

5.住宅ローン契約

本審査を通過したら、住宅ローンの契約をおこないます。

住宅ローン契約とは金銭消費貸借契約のことで、正式な契約です。

6.融資実行

住宅引渡しに合わせて融資が実行されます。

金融機関から不動産会社へ直接振り込んでもらうこともできるため、特に何かをする必要はありません。

また、入居した翌年には確定申告をすることを覚えておきましょう。

確定申告をすることで住宅ローン控除を受けることができます。

現金で買う

マイホームを現金一括で購入することもできます。

現金購入者は少数派ではありますが、住宅ローンにはないメリットがあります。

ここでは、家を現金で買う場合の主なメリット・デメリットについて見ていきましょう。

メリット1:利息がかからない

家を現金で買うメリットは、利息がかからないことです。

仮に、2,000万円の家を買う場合、固定金利1.5%、返済期間35年、元利均等返済だと、総返済額は約2,570万円にもなります。

利息が600万円近くもかかるのは非常にもったいないです。

現金一括購入であれば、1円も無駄な利息を支払う必要がありません。

メリット2:諸費用が安くなる

家を買う場合には、物件価格に加えて諸費用がかかります。

諸費用は印紙代や登記費用などが含まれているのですが、住宅ローンを利用した場合には保証会社保証料や抵当権設定費用などの費用も加わります。

特に保証料は金額が大きいため、現金購入することでその分節約ができます。

メリット3:面倒な手続きが必要ない

現金で家を買う場合は、住宅ローンのように事前審査や本審査に申し込みをしたり、必要書類をたくさん揃える必要がありません。

住宅ローンは金額が大きいため、審査申し込みや準備には手間がかかります。

しかし、現金購入であれば、ローン審査申し込みなどの面倒な手続きも必要なく、スピーディーに進められます。

デメリット1:住宅ローン控除が利用できない

現金払いになると、住宅ローンの年末残高の1%を10年間所得税等から控除ができる住宅ローン控除が利用できません(1年間の上限40万円)。

仮に年末の住宅ローン残高が3,000万円であれば、最大30万円の控除ができるため、大きな節税効果が期待できます。

住宅ローン控除はローン利用者のみが適用される制度なので、現金購入者は利用ができません。

デメリット2:他のローンに手を出してしまうことも

十分に貯金や資産があり、余裕資金を使って家を購入している場合はいいですが、そうでない場合は購入後の資金繰りに気をつけなければなりません。

数千万円のお金が貯金からなくなってしまうため、予想外に大きなお金が必要になった際に対応ができなくなる可能性があります。

その結果、他のローンに頼ってしまっては、あまり意味がありません。

現金一括払いで家を買う場合は、その後の資金計画も綿密に立て、ある程度のお金は残しておきましょう。

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【4】家の種類(注文住宅、建売住宅、分譲マンション)のメリット・デメリット

家を買うと言っても、注文住宅や建売住宅、分譲マンションなどの種類があり、それぞれで特徴が異なります。

自分たちに合った家を買うためにも、それぞれのメリット・デメリットについて把握をしておきましょう。

注文住宅

注文住宅とは、外観デザインや建材、設備、間取りなどを希望通りに注文してつくる家のことです。

すべて注文通りのフルオーダー住宅と、基本的な仕様が決まっていて一部を注文通りにつくるセミオーダー住宅があります。

注文住宅は施主オリジナルの物件デザイン・仕様となるため、住宅への要望が多い場合に選ぶことが多いです。

メリット1:自由度が高い

注文住宅は自由度が高いのがメリットです。

建売住宅の場合は、すべてが決まっているため、デザインや仕様を変更することは難しいですが、注文住宅の場合はデザインや仕様、設備、間取りなどを自由に決めることができます。

メリット2:家族の要望を反映できる

建売住宅の場合は、仕様や設備などを不動産会社が決めているため、希望と違っても妥協しなければいけない点が多いです。

しかし、注文住宅の場合は、「キッチンはオープン型で●●メーカーのものにしたい」「床材・建材には天然無垢材を使用したい」「カフェ風の内装デザインにしたい」など、予算が許す限り家族の要望を反映させることができます。

よって家族の満足度が高い家づくりが可能です。

メリット3:施工会社が選べて、工事現場もチェックできる

建売住宅の場合は既に家が完成しているため、施工会社を選ぶことも工事現場をチェックすることもできません。

しかし、ゼロからつくりはじめる注文住宅の場合は、施工会社も選べますし、工事現場のチェックもできます。

なかには、手抜き工事をする悪徳業者もあるため、自分で業者選びができてチェックできることは大きな安心へとつながります。

デメリット1:入居までに時間がかかる

注文住宅のデメリットの1つが、家が完成するまでの期間が長いことです。

業者との打ち合わせを何度もおこなうため、契約までに1ヶ月〜2ヶ月かかることもあります。

また、完全オリジナルの家ということもあり、施工にも時間がかかるため、入居までに1年以上かかることも珍しくはありません。

すぐに入居したい方にとっては非常に大きなデメリットになります。

デメリット2:価格が高い

「2017年度 フラット35 利用者調査」によると、建売住宅の全国平均購入価格は3336.8万円に対し、注文住宅の全国平均購入価格は4039.2万円と、約700万円も高いです。

注文住宅は使用する材料や施工方法が家ごとに違いますし、設計料もかかるため、価格がどうしても高くなってしまいます。

デメリット3:完成後の様子がイメージしづらい

注文住宅はゼロからオリジナルの家を建てるため、完成後のイメージがしづらいデメリットがあります。

建売住宅のように完成した物件を見たうえで購入判断をすることはできません。

したがって、自分たちの要望を反映していたとしても「思っていたものと違った」ということが起きてしまいます。

建売住宅

建売住宅とは、不動産会社が販売している土地付き一戸建住宅のことです。

既に建物が完成している状態で販売されるため、実物を見たうえで購入判断ができるなど、注文住宅にはないメリットがあります。

メリット1:立地が良く価格が割安

建売住宅のメリットの1つが、立地が良く価格が割安なことです。

なぜなら、業者が土地探しに力を入れており、個人ルートでは見つけられないような土地が手に入るためです。

また、業者は土地の一括仕入れをおこなうことでコストが下がるため、立地の良い土地で建てた住宅を割安な価格で提供できます。

メリット2:実物を見て購入できる

建売住宅は注文住宅のようにゼロから建てるわけではなく、既に完成していますので完成した建物を確認したうえで購入するか判断できます。

部屋の広さやリビングの雰囲気、日当たりや風通し、騒音、内装デザイン、設備の使い勝手、外観など、すべてをチェックしたうえで購入できるため、購入後に「思っていたものと違った」となることは少ないです。

メリット3:資金計画が立てやすい

建売住宅は資金計画が立てやすいのもメリットです。

なぜなら、最初に提示してある価格から高くなることが少ないためです。

注文住宅の場合は、これから工事をして建てるため、途中で追加工事が発生したりして当初予定していた金額よりも高くなることがあります。

建売住宅であれば追加工事なども発生しないため、予算オーバーする心配が少ないです。

デメリット1:施工会社を選べない

悪徳業者による手抜き工事問題もあるため、信頼できる施工会社に家づくりを任せたいと考える人は少なくありません。

しかし、建売住宅の場合、既に完成している家を販売しているため施工会社を選ぶことができないのです。

実績が豊富で信頼できる施工会社が建てているのであればいいですが、まったく実績がない業者や評判が悪い施工会社が担当しているケースもあるため注意が必要です。

せっかく、立地や価格、デザインが気に入ったとしても、施工会社が信頼できないケースもあります。

デメリット2:品質チェックが難しい

残念ながら手抜き工事の被害は、注文住宅よりも建売住宅の方が多いです。

なぜなら、注文住宅はゼロから家づくりをするため工事現場をチェックできますが、建売住宅の場合はチェックができないためです。

そのため、担当する施工会社が悪質だと「どうせ見えない部分だから簡単に施工しておこう」「時間短縮のために●●の工程は省こう」など、手抜き工事の被害に遭ってしまいます。

手抜きされた住宅だと、耐震性や耐久性、断熱性など本来の性能が発揮できないうえ、住宅寿命も短くなってしまいます。

デメリット3:妥協点が多くなる

注文住宅であれば、間取りや設備、内装・外観デザインなど自由に設計できるため、可能な限り家族の要望を反映させることができます。

しかし、建売住宅の場合は、デザインや間取り、設備などすべて決まっているため、家族が希望する点と合致せずに妥協点が多くなることもあります。

分譲マンション

マイホームを買う際の選択肢は、注文住宅や建売住宅だけではありません。

分譲マンションもあります。一戸建てに比べると広さや自由度は劣りますが、立地や価格、共用施設やセキュリティなどが魅力です。

メリット1:立地が良いわりに割安

分譲マンションは一戸建てでは考えられないような駅近物件が多いです。

数十世帯〜数百世帯の分譲マンションを建てるため、駅近の土地代が高くても業者としては成立するためです。

また、一戸建てのように1世帯だけではないため、1部屋あたりの価格も割安で提供できることが多いです。

メリット2:充実した共用施設

タワーマンションなどの大規模な分譲マンションになると、キッズルームやスカイラウンジ、ジム、プール、温泉、ゲストルーム、居住者専用レストランやバーなど、さまざまな共用施設が用意されています。

そのため、マンションを出ることなく子どもと遊んだり、近所付き合いをすることが可能です。

また、共用施設とは違いますが、低層階にスーパーや飲食店、コンビニなどが入っている物件もあり、日常的な買い物もマンションからほとんど出ることなく完結できます。

メリット3:安心のセキュリティ

分譲マンションには、2重3重のセキュリティがあるため安心です。

エントランス入口部分にはオートロック、さらには監視カメラがついています。

また、最近の物件であればエレベーターも居住者用キーがないと乗ることができません。

さらに、各住戸の玄関ドアは防犯に強いものとなっており、ホームセキュリティ会社と契約している物件も多いです。

大規模マンションであればコンシェルジュがいますし、高層階は外からの侵入が難しいなど、セキュリティが高いため安心して生活ができます。

デメリット1:管理費や修繕積立金、駐車場代がかかる

分譲マンションに住むと強制的に管理費や修繕積立金がかかります。

管理費は管理人さんの人件費や共用施設の維持費など、修繕積立金は将来実施される大規模修繕へ向けた積立金です。

物件にもよりますが、管理費と修繕積立金で月に1万円〜2万円はかかります。

また、車を所有している方は、これらに加えて駐車場代も必要です。

一戸建ての場合は、管理費や修繕積立金を強制的に支払う必要はありませんし、毎月駐車場代がかかることもありません。

分譲マンションは住宅ローン返済+管理費+修繕積立金+駐車場代となるため、ローン返済は安くてもある程度まとまった金額になってしまいます。

デメリット2:一戸建てよりも手狭

一戸建ての場合、100㎡を超える物件が多いですが、分譲マンションの場合は70㎡〜80㎡の物件が多いです。

100㎡を超える物件はマンション内でも限られ、かなり高額で販売される傾向があります。

一戸建てのような広さを求める人にとっては大きなデメリットです。

デメリット3:上下左右の住戸との騒音トラブル

最近の分譲マンションは遮音性が高いため音漏れを防ぐことができます。

しかし、100%防げるわけではないため、上下左右の住戸との騒音トラブルが発生する可能性があります。

特に小さい子どもがいる家庭やピアノなど楽器を弾く場合は注意が必要です。騒音トラブルが発生すると、その後も生活がしづらくなってしまいます。

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まとめ

今回は、家を買うべき人と買わない方がいい人の基準や買い方などについて紹介いたしました。

「必ず家を買った方がいい」「絶対家は買わない方がいい」などはないからこそ、家を買うか買わないかは非常に悩ましい問題です。

ぜひ、家を買う・買わないを決める際に、ここで紹介した内容も参考にしてください。

参照
「2017年度 フラット35利用者調査」

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