ハウスメーカーのアフターサービスとは?見るべき4つのポイントを解説

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<記事の情報は、2023年9月1日時点のものです>

購入時の価格がどれほど高かったとしても、住宅というのは時間の経過と共に劣化し、価値を下げてしまいます。

たとえ将来にわたって家を売却する予定が無かったとしても、経年劣化によって家の耐久度が落ちてしまうと、将来的には住めなくなってしまうかもしれません。

できるだけ家の寿命を延ばし、一年でも長く家での暮らしを快適にするためには、定期的なメンテナンスが必要です。家を点検し、不具合があれば修繕をする、そうすることで家の寿命は延びるでしょう。

ハウスメーカーには、住宅の寿命を延ばす上で必要なアフターサービスが充実しているという魅力があります。

今回は『ハウスメーカーのアフターサービスにはどのようなモノがあるのか』について、特徴内容について解説します。

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またここで1つ、本文に入る前に重要な質問をさせてください。

「注文住宅や建売住宅といったマイホームを購入するとき、最優先でしなければいけないことは何かわかりますか?」

土地の調達でしょうか?住宅ローンの設定でしょうか?

もちろんこれらも非常に重要ですが、さらに重要なことがあります。

それが「ハウスメーカーを徹底的に比較検討する」こと。

多くの人が、「知名度が高い」とか、「価格が安い」とかいう理由で比較検討せずにハウスメーカーを決定してしまいますが、実はこれ非常に危険

特に多いのが、住宅展示場に足を運んだ際に、言葉巧みな営業マンに流されてその場で契約をしてしまうパターン。住宅展示場の住宅モデルはオプションがフル装備されていることが多いため、住宅展示場の家と実際に建てた家のギャップにがっかりする人も多いんです。

これだと、大金を払ったて建てた家が大きな損になってしまいます。

そうならないためにも、事前にハウスメーカーを徹底的に比較検討することが大事になってきます。

しかしながら、「全国に無数にあるハウスメーカーに1つずつ連絡をするわけにもいかないし、そもそもたくさん比較するなんて無理!」と思ってしまう人もいるのではないでしょうか?

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それではここから本文に入っていきますよ。

家のメンテナンスが必要な理由とは?

家というのは購入して入居すれば、それでお終いというものではありません。いざ家を建て、新居での生活がスタートしたら、今度は定期的にメンテナンスを行い、不具合があれば修繕する必要があります。

新築の場合、建ててすぐに不具合や欠陥が見つかるということはまずないでしょう。仮にあったとしても、売り主には瑕疵担保責任があるため、引き渡しから10年以内の瑕疵(かし)であれば、無償で補修するなどの保証を受けられます。

このことは、住宅品質確保促進法(品確法)によって定められています。

品確法に基づく瑕疵担保責任の特例の概要

住宅の品質の確保の促進等に関する法律(品確法)においては、民法の特例として、構造耐力上主要な部分及び雨水の浸入を防止する部分について、引渡から10年間の瑕疵担保責任を義務付けている (短縮不可)

引用元:– 1 – 資料3 品確法に基づく瑕疵担保責任の特例の概要 – 国土交通省

要するに、新築の住宅は10年までは保証されているので安心ということですね。

では、10年が経過し、保証が受けられなくなってからはどうなのでしょうか?

家の外壁というのは、常に外に晒されています。太陽の光や雨、風などに晒されることで、だんだんと外壁は劣化していくことでしょう。

内装についても同様です。生活をしていれば内装が汚れることは避けられないでしょうし、温度の変化や湿気などが原因で内装も劣化していくことでしょう。

家を建てた最初の10年目ぐらいであれば、劣化があるといっても気になるほどの損耗ではないでしょう。しかし、20年後ともなると劣化が進むことで給水配管や空調機器が痛み、修繕の必要性が出てきます

30年も経過すると、メンテナンスの過程で外装や内装は新築の頃と比べてほぼ入れ替わっていることでしょう。

もしもメンテナンスを怠って放置すると、劣化が進むことで雨漏りなどが発生し、宅内へ雨水が侵入することになります。浸水によって木材が腐朽すれば、ますます家の劣化が激しくなるでしょう。

経年劣化が進めばその分だけ家の価値が下がりますし、快適に住むことも難しくなります。

20年30年後も快適な暮らしを送るためにも、家のメンテナンスは定期的に行っておきましょう。

ハウスメーカーのアフターサービスは長期間で手厚い

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「これから家を買う予定だけど、どのハウスメーカーにしたら良いかで悩んでいる」

という方は、各ハウスメーカーのアフターサービスの内容を比較してみましょう。

アフターサービスとは、建物を引き渡した後に受けられるサービスのことで、内容は主に点検修繕などのメンテナンスとなります。

新築の住宅の場合、10年間は法律によって保証されているので、最初の10年間に関してはハウスメーカーだろうと工務店だろうと、無償で保証を受けられます。

ただし、法律によって受けられる保証内容は、下記の図の通り、構造耐久力上主要な部分雨水の浸水を防止する部分などに限定されています。

参考元:– 1 – 資料3 品確法に基づく瑕疵担保責任の特例の概要 – 国土交通省

品確法で定められた部分以外に関しては保証が受けられません。

そのため、法律で受けられる保証以上のアフターサービスを受けるなら、ハウスメーカーがオススメでしょう。

というのも、大手のハウスメーカーの場合、法律とは別に独自のアフターサービスを提供しているからです。例えば10年目以降の定期点検やメンテナンスなどがまさにその典型ですね。

大手のハウスメーカーともなると、10年後であってもメンテナンスをしてくれるので、このような保証が手厚いハウスメーカーに依頼をすれば、10年どころか20年30年後も安心して家で暮らすことが可能です。

ただし、ハウスメーカーのアフターサービスはあくまで企業独自のサービスのため、すべてのハウスメーカーが同レベルのアフターサービスを提供しているわけではありません。

ハウスメーカーによって、アフターサービスの内容に違いがあるということですね。できるだけ長期にわたるサポートを受けたいなら、アフターサービスの期間が長いハウスメーカーがオススメですよ。

工務店でもアフターサービスは行っている

品確法があるため、引渡から10年までは工務店も無償の修繕などの保証をしなければなりません。

では法律以外で工務店は企業独自のアフターサービスをやっているのでしょうか?

答えは、「工務店であってもアフターサービスを実施している企業はある」です。

ただし、すべての工務店がハウスメーカーのような手厚いアフターサービスを行っているわけではありません。

地域密着型の工務店は、確かに何かあればすぐに駆け付けてくれるといった柔軟性があることが特徴です。

しかし長期の保証サービスを受けられるか否かは、工務店によるため、必ずしも無償で長期間アフターサービスを受けられるとは限りません。

工務店を利用する場合、入居後の点検や修繕などは有料になりやすいのです。

工務店がハウスメーカーよりも価格が安い場合、理由は様々ですが、そのうちの一つとしてアフターサービスの内容がハウスメーカーと比べて薄いという要因もあるのでしょう。

いくら家の価格が安いからといって、アフターサービスのない工務店を利用すると、結果的にメンテナンスなどにお金がかかり、トータルで損をすることもあります。

家を買う際には、メンテナンスにどれくらいの費用がかかるのか、ハウスメーカーのアフターサービスを利用することでどれくらいコストカットができるのか、長い目で費用を計算してみましょう。

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アフターサービスで見るべき4つのポイント

ハウスメーカーには、長期の保証が受けられるなど、アフターサービスが充実しているという魅力があります。

ただアフターサービスといっても様々です。水漏れの修繕か、それとも白蟻対策かなど、修繕といっても不具合の内容によっては保証を受けられないこともあります。

アフターサービスとは一体どこまでを保証してくれるものなのか、具体的な内容を把握しておかなければなりません。

アフターサービスの内容を調べるときは、以下4つのポイントをチェックすると良いでしょう。

  1. 保証の期間はいつまでか
  2. コストはどこまでかかるのか
  3. どこまで保証してくれるのか
  4. 緊急のトラブルの際には迅速に対応してもらえるのか

ハウスメーカーのアフターサービスというと、10年以上もの長期に及ぶサービスであることが多いです。しかし具体的にどれくらいの期間、保証してくれるのかはハウスメーカーによって異なります。

必ず期間はどれくらいなのかを調べておきましょう。

さらに、アフターサービスのうち、どこまで無償で受けられるのかも確認しておいてください。

アフターサービスといっても、保証期間中はすべて無償になるというわけではありません。点検は無償だけど修繕は有料など、無償と有償が区別されていることがあるので注意してください。

保証の内容についても、白蟻や水漏れなどあらゆる不具合に対応してくれるのか、それとも白蟻は20年で、水漏れは30年など、内容によってアフターサービスの期間に違いが出るのか、チェックしておきましょう。

また、いざ家に不具合が生じ、修繕の必要が出てしまった時、どれくらい迅速に対応してくれるのかなどの対応力についても確認しておいてください。

いくら保証サービスがあるからといって、すぐに対応してもらえないのであれば意味がありません。万が一のことがあった時、早急に対応してくれるハウスメーカーを選びましょう。

アフターサービスの「生涯保証」に注意!

ハウスメーカーのアフターサービスを比較する際、どのくらいの期間で保証が適用されるのを見ることが大切なのですが、この時「生涯保証」と銘打つ会社には注意を払ってください。

いくら保証期間が長いからといって、生涯保証してくれるハウスメーカーが必ずしも良い会社とは限りません。というのも、生涯保証とは、保証をするだけであって、無償であるとは限らないからです。

いくら保証期間が長いからといって、高額のコストがかかるようでは意味がありませんよね。

アフターサービスが手厚いおすすめのハウスメーカーとは?

ハウスメーカーは、基本的にどこも手厚いアフターサービスを用意しています。ただその中で、最もサービスの良いハウスメーカーはどこになるのでしょうか?

理想は『保証期間が長く、尚且つ無償のサービスが多いハウスメーカー』です。

例えば、「ヘーベルハウス」のアフターサービスの場合、30年目まで点検とメンテナンスが無料になるなど、長期にわたって無償でのアフターサービスを受けられるプランを用意していますよ。

他にも、「セキスイハイム」では60年目まで無償で定期診断を行うなど、かなり長期にわたってサポートを受けられるアフターサービスを用意しています。

ちなみにセキスイハイムは定期点検の期間は60年と長いのですが、メンテナンスの無償期間は20年間となるので、その点も確認しておいてくださいね。

このように点検とメンテナンスでは、それぞれ保証期間がハウスメーカーによって違うので、しっかりと内容を比較しておきましょう。

長期にわたってサポートを受けられるハウスメーカーもあれば、10年間しか保証が受けられないハウスメーカーもあるので注意しましょう。

アフターサービスを利用するメリット

ハウスメーカーより家を買うと、工務店と比較して価格が高くなりやすいです。その反面、充実したアフターサービスを受けられるのですが、このアフターサービスには家の価格が高くなるだけのメリットがあるのでしょうか?

アフターサービスのメリットとしてはまず、長期にわたって無償の点検や補修を受けられるので、結果的に点検や補修などにかかる費用を安くできるという点があげられます。

家の修繕にかかる費用というのは、どれくらい損耗しているかによって異なります。修繕といっても、被害が小さければ費用も少なく済みます。その反対で、被害が大きいと、費用も高くなるでしょう。

ハウスメーカーの長期にわたる定期的な点検サービスを利用すれば、被害が大きくなる前に修繕すべき箇所を早期発見できるので、修繕費用も安く済みますね。

また、ハウスメーカーの保証内容によっては無償で修繕してもらえるので、本来かかる修繕費用をカットすることができます。

このように定期点検によって被害を早期発見し、かつ修繕コストを下げられるといった経済的なメリットが、ハウスメーカーのアフターサービスにはあります。

定期的な点検と修繕を行うことは住宅の劣化を防ぎ、長期にわたって快適な住環境を維持することに繋がります。20年30年後であっても住宅の価値を落とさずに済むというメリットもありますよ。

もちろん売却の際は中古住宅となるため、新築同等の価値を維持することは難しいでしょう。しかし、まったくメンテナンスをせずに放置した家と比較した場合、アフターサービスを利用してメンテナンスをしてきた家の方が、被害が少ない分、高値が付きやすいです。

たとえ家の購入価格が高くなったとしても、将来的に高く売れるのであれば、元を取ることもできるでしょう。

以上のように、アフターサービスが充実しているハウスメーカーを利用すると、経済的にお得になりやすいのです。

なにより、工務店と違って大企業であるハウスメーカーの場合、将来的に破綻するリスクが低いため、依頼した会社と長く付き合えるというメリットがあります。

家の修繕などを希望する場合、その家を建てた建設会社に依頼することが本来は適切です。家を建てた当事者に修繕を依頼するわけですから、もっとも良い方法で修繕をしてもらえるでしょう。

ただ、いくら家を建てた当事者に修繕を依頼したくても、その当事者である会社が既に破綻してしまっているようでは意味がありません。

その点、大企業のハウスメーカーであれば、20年30年後であっても破綻するリスクが低いだけに、長期にわたるサポートを受けやすく、安心して生活できますね。

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ハウスメーカーのアフターサービスに関するまとめ

今回は「ハウスメーカーのアフターサービス」について解説しました。

ハウスメーカーは、工務店と比べてアフターサービスが充実しているというメリットがあります。

新築住宅の場合、ハウスメーカーか工務店かどうかに関係なく、引渡より10年は保証をする義務が売り主にはあります。

ハウスメーカーの場合、10年以降も保証を受けられる独自のアフターサービスを用意しています。

保証の手厚いハウスメーカーを利用すれば、10年目以降であっても不具合を無償で修繕してもらえるでしょう。

何十年にもわたって無償で点検をしてくれるハウスメーカーを利用すれば、被害を早期発見できるので、結果的に修繕コストも安く済みます

家にかかる費用というのは、購入時の価格だけではありません。入居後に発生する点検や修繕にも費用がかかります。ハウスメーカーのアフターサービスを利用すると、この修繕にかかるコストをカットできる上に、住宅の寿命を延ばすことで資産価値を高めることもできるでしょう。

ただし、アフターサービスといっても企業によって違いがあります。住宅の価値を少しでも高めるためにも、ハウスメーカーを選ぶ際にはアフターサービスの内容もチェックし、比較しておきましょう。

もっともアフターサービスの良いハウスメーカーならば、たとえ購入時の家の価格が高くても、メンテナンスにかかるコストが下がるため、結果的に安くなりますよ。

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