3階建て住宅の住み心地は最悪?高さや価格とメリット・デメリット

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<記事の情報は、2023年9月1日時点のものです>

「利便性のよい場所にマイホームを持ちたい」

「ニ世帯住宅を建てたい」

「敷地は狭いけど部屋が多い家を建てたい」

などの考えを持っている場合、3階建て住宅を検討しているケースは多いです。

3階建て住宅であれば、狭い敷地でも床面積を広く取ることができますし、立地のよい場所で土地購入がしやすくなります。

しかし、

「3階建て住宅だと価格が高いのでは?」
「どんなデメリットがあるの?」

など、気になる点がある人も多いことでしょう。

そこで今回は、3階建て住宅の高さや価格・坪単価、メリット・デメリットなどについて紹介しています。

この記事をご覧いただくことで、3階建て住宅への理解が深まり、マイホームづくりがしやすくなりますので、参考にしてください。

またここで1つ、本文に入る前に重要な質問をさせてください。

「注文住宅や建売住宅といったマイホームを購入するとき、最優先でしなければいけないことは何かわかりますか?」

土地の調達でしょうか?住宅ローンの設定でしょうか?

もちろんこれらも非常に重要ですが、さらに重要なことがあります。

それが「ハウスメーカーを徹底的に比較検討する」こと。

多くの人が、「知名度が高い」とか、「価格が安い」とかいう理由で比較検討せずにハウスメーカーを決定してしまいますが、実はこれ非常に危険

特に多いのが、住宅展示場に足を運んだ際に、言葉巧みな営業マンに流されてその場で契約をしてしまうパターン。住宅展示場の住宅モデルはオプションがフル装備されていることが多いため、住宅展示場の家と実際に建てた家のギャップにがっかりする人も多いんです。

これだと、大金を払ったて建てた家が大きな損になってしまいます。

そうならないためにも、事前にハウスメーカーを徹底的に比較検討することが大事になってきます。

しかしながら、「全国に無数にあるハウスメーカーに1つずつ連絡をするわけにもいかないし、そもそもたくさん比較するなんて無理!」と思ってしまう人もいるのではないでしょうか?

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それではここから本文に入っていきますよ。

3階建て住宅の高さや価格・坪単価

まずは、3階建て住宅の高さや価格・坪単価について紹介しています。

これまで平屋や2階建て住宅に住んでいた人は、最新3階建て住宅の検討を始めた人からすると、どれぐらいの高さなのか?

予算はいくらくらいかかるのか?

など、疑問があるはずです。

住宅メーカー等によっても変わりますが、参考に把握をしておきましょう。

3階建て住宅の高さ

3階建て住宅は、基礎構造や屋根の形状にもよりますが、高さが8〜9メートル程度のことが多いです。

2階建て住宅よりも3メートル前後高さがあります。

近くのマンションの3階部分を見れば、おおよその高さのイメージがつくはずです。

これまで平屋や2階建て住宅で生活をしていた人からすれば、慣れるまでかなりの高さを感じることでしょう。

3階建て住宅の価格・坪単価

3階建て住宅を建てるには、確かな強度と品質が必要になり、木造よりも鉄骨や鉄筋コンクリート造の住宅が増えるため、対応できる住宅メーカーは限られます。

坪単価は、トヨタホームであれば70〜80万円前後、大和ハウスであれば70万円〜90万円前後、住友林業80万円〜100万円前後、パナソニックホームズ70万円〜90万円前後、セキスイハイム60万円〜75万円前後など、住宅メーカーや仕様によって異なります。

基本的に、2階建て住宅より坪単価は高くなるため、自分たちの予算に合った住宅メーカーを選ぶことが大事です。

必ず、早い段階で複数社の見積もりを取るようにしましょう。

3階建て住宅のメリット

3階建て住宅にすることで、さまざまなメリットがあります。

どのようなメリットがあるかを把握することで、平屋や2階建て住宅との比較や、理想の住まいづくりをする際の選択肢を多く持つことが可能です。

ここでは、以下11つのメリットについて紹介しています。

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1.敷地を有効活用できる
2.駅近などの便利な場所に家を持てる
3.用途・目的ごとに使い分けがしやすい
4.収納スペースが増える
5.水害対策になる
6.店舗兼住宅、事務所兼住宅がやりやすい
7.眺望がよい
8.虫が入ってくる可能性が低い
9.風通しがよくなる
10.屋上バルコニー
11.インナーガレージを持ちやすい

早速、1つ目のメリットから見ていきましょう。

1.敷地を有効活用できる

3階建て住宅は、敷地を有効活用できるのがメリットです。

同じ敷地であれば、平屋よりも2階分、2階建てよりも1階分の面積が広くなります。

面積が広くなる分、部屋数を多く確保することが可能です。

購入できた土地が狭くても、3階建てであれば広い床面積を確保でき、敷地を有効活用できます。

2.駅近などの便利な場所に家を持てる

「マイホームを建てるのであれば、少しでも便利な場所がいい」そう考える人は多いのではないでしょうか。

しかし、駅や商業施設が近い利便性の高い場所は、土地代が高額です。

そのため、「希望の敷地面積を求めるなら、予算的にかなり離れた場所になる」と、利便性を犠牲にして土地選びをしなければなりません。

3階建て住宅の選択肢を持つことができれば、狭い敷地でも十分な床面積を確保できるため、駅や商業施設に近い場所にマイホームを持つことも夢ではありません。

3.用途・目的ごとに使い分けがしやすい

3階建て住宅のメリットとして、用途や目的ごとに使い分けがしやすいことがあります。

部屋数も階数も多くなるため、

・長男と長女の部屋
・仕事や趣味の書斎
・洗濯ルーム
・1階は親世帯、2階3階は子世帯

など、敷地面積や床面積の関係で平屋や2階建てだと検討できなかった、部屋やスペースをつくることが可能です。

家族間のプライバシーも保つことができます。

4.収納スペースが増える

同じ敷地面積であれば、3階建ては平屋や2階建てより収納スペースを多くできます。

住まいにおいて収納スペースは非常に重要で、収納スペースが少ないと、荷物が表に溢れてしまって部屋が狭くなってしまいます。

3階建ては収納スペースをより多く確保できるため、荷物が多い方でも安心です。

部屋をできるだけ広く活用することができます。

5.水害対策になる

近年、豪雨や台風による水害や地震による津波など、さまざまな水害が発生しています。

近くの河川が氾濫する可能性もあるわけですので、住まいの水害対策もしっかりと考えて、マイホームを建てることは大事です。

3階建て住宅であれば、万が一の際も高い場所に避難することができます。

6.店舗兼住宅、事務所兼住宅がやりやすい

3階建て住宅は、店舗兼住宅や事務所兼住宅がやりやすいのもメリットです。

平屋や2階建てよりも部屋数、階数を確保できるため、1階部分に店舗を設けたり、1階や2階部分を事務所にするなどできます。

2階建て住宅で店舗や事務所を設けると、家族で使えるスペースがかなり限定されてしまいますが、3階建て住宅であれば店舗や事務所を設けても、家族で使えるスペースを十分に確保することが可能です。

7.眺望がよい

3階建て住宅は眺望がよいのもメリットです。

3階建て住宅となると、屋根までの高さが8〜9メートル程度になり、2階建てよりも3メートル前後高くなります。

マイホームが2階建ての場合、周辺も2階建て住宅ばかりであれば、よい眺望は期待できません。

しかし、3階建て住宅になれば、周辺住宅に眺望を遮られることもないため、よい見晴らしを楽しむことができます。

8.虫が入ってくる可能性が低い

基本的に、高い場所になるほど虫が入ってくる可能性が低くなります。

3階建て住宅で虫の侵入を100%防げるわけではありませんが、2〜3階にリビング・ダイニングや寝室を設けることで、より心地よく快適に暮らすことが可能です。

特に虫が苦手な方は、3階建て住宅にする大きなメリットとなります。

9.風通しがよくなる

3階建て住宅にすることで、風通しがよくなるメリットがあります。

周辺より高さのある建物になり、窓も多く設けられるため、風通しがよくなり、心地よい室内環境をつくれます。

また、風通しがよくなることで、湿気が溜まるのを防ぐことも可能です。

湿気はカビの発生や、住まいのさまざまな部位を腐らせる原因にもなります。

室内に新鮮な空気を取り入れ循環することで、湿気を防ぎ、住まいの耐久性も向上します。

10.屋上バルコニー

住まいの形状にもよりますが、屋上にバルコニーを設けることも可能です。

3階建てで周りの建物より高さがあるため、周辺から見られる可能性も低いです。

屋上バルコニーで家族でバーベキューをしたり、自宅菜園として植物や野菜を育てたり、花火鑑賞したりなど、さまざまな用途に利用できます。

11.インナーガレージを持ちやすい

車好きであれば、自宅にインナーガレージを設けたいと考えている人も多いのではないでしょうか。

インナーガレージであれば、外に出ずとも、いつでも愛車を見ることができ、風雨からも守れます。

平屋や2階建て住宅にインナーガレージを設けるには、相当な敷地面積が必要となるため、予算に余裕がない限り現実的ではありません。

しかし、部屋数や床面積を確保できる3階建て住宅であれば、インナーガレージを設けることも可能です。

車好きな人は、家族に相談してみましょう。

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3階建て住宅のデメリット

3階建て住宅には、多くのメリットがある一方で、デメリットもあります。

メリット・デメリットをしっかりと理解しておくことで、3階建て住宅が自分たちの理想やライフスタイルに合っているか判断がしやすくなります。

ここでは、以下11つのデメリットについて見ていきましょう。

1.階段があり子育て世代、高齢者にはきつい
2.家事導線が複雑になる
3.階段で転倒する危険性
4.階数ごとの温度差
5.光熱費が高くなる
6.建築費が高い
7.スペースが狭くなりがち
8.家具・家電の入れ替え、模様替えが大変
9.メンテナンス費用が高い
10.LDKは2階が中心
11.耐震性に注意

それでは、1点目のデメリットから紹介していきます。

1.階段があり子育て世代、高齢者にはきつい

3階建て住宅のデメリットが、階段がきついことです。

特に、子育てをしている場合や高齢者がいる家庭は注意しなければなりません。

・お風呂に入るために1階と2階を上り下り
・寝室に移動するために3階まで上る
・朝起きたら2階のリビングまで階段を下り、着替えに3階まで上る
・出かけるために3階から1階まで下りる
・荷物を置くために3階まで上がって、また1階まで下がる

など、日々の生活の中で、何度も階段を上り下りする機会が出てきます。

小さい子どもを抱えながら移動するのは大変ですし、高齢者にとっては非常につらいものがあります。

2.家事導線が複雑になる

3階建て住宅のデメリットの1つとして、動線が複雑になることがあります。

平屋や2階建てよりも部屋数と階数が増えるため、調理や掃除、洗濯といった日々の家事導線が複雑になる傾向があります。

また、階段を利用する機会も増えるため、一つひとつの移動・作業が大変です。

「調理は2階でおこない、洗濯は3階、1階〜3階まで掃除。。」など、階をまたいで移動する必要があります。

3.階段で転倒する危険性

3階建て住宅になると、階段移動をすることが非常に多くなります。

入浴、食事、就寝、外出など、何をするにしても階段移動する必要があるため、転倒事故に気をつけなければなりません。

小さい子どもや高齢者はもちろんのこと、20〜40代の大人でも階段を踏み外して落ちてしまう危険性があります。

3階建て住宅は、多くの場合、敷地面積が狭い場所に建ちます。

そのため、急な角度の階段になりやすく、一般的な住宅よりもリスクが高くなる可能性があるため注意が必要です。

4.階数ごとの温度差

3階建て住宅は、どうしても階数ごとに温度差が生じてしまいます。

夏場は直射日光を受けやすく、屋上からの熱も伝わりやすい3階部分が暑くなってしまいます。

また、冬場は日光が入りにくい1階部分が寒くなる傾向があります。

同じ家の中でも階数・部屋間で温度差が生じてしまうため、ヒートショックに気をつけなければなりません。

5.光熱費が高くなる

前述の通り、3階建て住宅は、階数ごとの温度差が生じやすいデメリットがあります。

夏場・冬場ともに、各階・各室でエアコンや冷暖房器具が必要となるため、光熱費が高くなる可能性があります。

ランニングコストが高くなってしまうため、入居後の資金計画をしっかりと考えておくことが大事です。

6.建築費が高い

3階建て住宅は、同じ敷地面積の2階建てに比べると、工事する箇所や使用する材料が多くなるため建築費が高くなります。

そのため、比較的安く土地を購入できたとしても、建築コストが多くかかる可能性があります。

また、3階建て住宅は工期も長くなるため、工事期間中の仮住まい費用など、諸費用負担も大きくなりがちです。

7.スペースが狭くなりがち

3階建て住宅は、多くの場合、狭い土地を有効活用するために建てられます。

2階建て住宅よりも階数が増える分、床面積は広くなりますが、元々の敷地面積が狭いため、一つひとつの部屋のスペースは狭くなりがちです。

一つひとつの部屋にスペースを求めるのであれば、十分な敷地面積を確保しなければなりませんが、相応な予算が必要になります。

「3階建て住宅は、各部屋が狭いもの」と、認識しておくことが大切です。

8.家具・家電の入れ替え、模様替えが大変

3階建て住宅は階段の上り下りが多いため、引越し時や家具・家電を新調して入れ替えるとき、各部屋の模様替えをおこなうときなど大変です。

1つの製品を入れ替えるだけで、1階〜3階まで階段を往復しなければならない可能性もあります。

9.メンテナンス費用が高い

3階建て住宅は、同じ敷地面積の2階建て住宅と比べると、メンテナンス費用が高くなるのもデメリットの1つです。

2階建て住宅に比べて床面積も広くなりますし、外壁やクロス、断熱材、柱、梁など、使用する材料も多く・広くなるため、メンテナンス費用も当然高くなります。

資金計画は、2階建て住宅を参考にするのではなく、メンテナンス費用が高い3階建て住宅として中長期で立てる必要があります。

10.LDKは2階が中心

3階建て住宅は、周辺に建物があり狭い敷地に建てることが多いため、風通しや採光を考えて2階にLDKを設けることが多いです。

そのため、食事や家族の団らん、リビングでのくつろぎ、テレビ鑑賞など、生活の中心が2階になります。

そうなると、買い物した食材を2階に運んだり、2階から1階へ下りて外出したり、ゴミを出すために1階へ下りたりなど、階段の上り下りが非常に多く発生します。

また、1階に人がいる時間が少なくなるため、防犯意識や防犯性能を高める必要があります。

11.耐震性に注意

3階建て住宅は耐震性に考慮する必要があります。

3階建て住宅は、平屋や2階建てに比べて重量が大きく、地盤や基礎、構造躯体へかかる負荷はかなりのものがあります。

建物の高さもあるため、地震の揺れ幅が大きく、建物が損傷を受ける可能性があります。

そのため、地盤や基礎、構造躯体が強固で優れた耐震性でないと、大切な家族や財産を守ることができません。

3階建て住宅の場合、2階建て住宅では必要ない構造計算も義務付けられており、しっかりとした住まいづくりが求められます。

安心・安全に暮らしていくために、特に3階建て住宅は耐震性が求められますので、信頼できる住宅メーカーや工務店で家を建てることが大切です。

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まとめ

今回は、3階建て住宅の高さや価格・坪単価、メリット・デメリットなどについて紹介いたしました。

3階建て住宅は、狭い敷地を有効活用でき、部屋数や収納スペースも確保しやすくなります。

その一方で、日々の生活の大変さやコストの高さなどデメリットもあるため、それぞれを把握したうえで、判断するようにしましょう。

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